この記事では、「幼稚園」と「幼児園」の違いを分かりやすく説明していきます。
「幼稚園」とは?
「幼稚園」とは、満3歳から、就学前の幼児を教育する機関を言います。
学校教育法においては学校の一つとなります。
ですが「幼稚園」に入ることは義務ではありません。
必ずしも3年保育を受けなければならないということはありませんので、2年保育、1年保育、場合によっては行かないという選択をする場合もあります。
印象としては3年保育、2年保育が多いのではないでしょうか。
「幼児園」とは?
「幼児園」とは、「幼稚園」と「保育園」が合体した機関のことを言います。
保育園のようで「幼稚園」のカリキュラムであったり、「幼稚園」的行事が一切なかったりという特徴があります。
厚生労働省が管轄している幼稚園といったイメージを持つとわかりやすいでしょう。
「幼稚園」と「幼児園」の違い!
「幼稚園」と「幼児園」の違いを、分かりやすく解説します。
まず「幼稚園」は文部科学省の所轄で、学校の一つとしてされています。
行われるのは「教育」となります。
一方で「幼児園」は「幼稚園」ではありません。
例えば「保育園」が「幼稚園」のカリキュラムを取り入れるといった形ではありますが「幼稚園」とは名乗れないのです。
「幼稚園」としての基準を満たしていない場合は「子ども園」「幼児園」といった言い方になります。
ちなみに「保育園」の場合は所轄は厚生労働省で行うことは「保育」です。
簡単に違いを言うならば「幼稚園は幼稚園」「幼児園は幼稚園ではない園が幼稚園的な教育も行う」となります。
どちらがいい、悪いということではありません。
なぜならば「幼稚園」そのものが義務教育ではないからです。
家庭の状況、園の特徴など、生活や子供の性質に合ったところを選ぶのが望ましいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「幼稚園」と「幼児園」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
まだまだ数が少なく「幼児園」とは聞き慣れないという人も多いでしょう。
この記事を読んで、区別の仕方を理解してください。