この記事では、「プラム」と「ソルダム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「プラム」とは?
「プラム」とは、日本語では「李」(すもも)と表記します。
見た目は小さな桃のような果実で、日本では山梨県が全体の収穫量の約1/3を占めています。
見た目は桃が小さくなったようですが、食する感覚は梅に近く、その梅と共に「スモモ亜族」というカテゴリに入ります。
これらの他に、「杏」(あんず)もその中の一種です。
「ソルダム」とは?
「ソルダム」とは、「プラム」の中の品種の1つです。
日本では、「大石早生」、「月光」といった品種が有名ですが、「秋姫」や「ソルダム」、「サンタローザ」といったような種類もあり、この「ソルダム」は、元は「大石早生」で、それをアメリカで栽培した為に変化したものが日本に逆輸入された品種になります。
現在では、日本でその「大石早生」の次に栽培されている品種となっており、駄菓子として使用される「プラム」は、ほとんどがこれだと考えて構いません。
「プラム」と「ソルダム」の違い
「プラム」と「ソルダム」の違いを、分かりやすく解説します。
これらは、「プラム」の品種の1つが「ソルダム」という関係になります。
その「ソルダム」は、元となった「大石早生」より安価で出荷されることが多い為、駄菓子によく使われています。
その「ソルダム」は、ピンポン玉大の大きさの為、「プラム」がそのようなものだと思われることが多いですが、同じ「プラム」でも「秋姫」という品種は、ミカン大の大きさがあります。
また、「大石早生」は、毎年7月頃から出荷が始まり、「ソルダム」の方は、8月の中旬くらいにならないと収穫ができません。
まとめ
「プラム」と「ソルダム」は、このように違います。
「プラム」の中の一品種が、「ソルダム」になります。
そして、「大石早生」という品種名は、一番早く収穫が可能なことから付いているとも言われています。