この記事では、「祝祭日」と「土日」の違いを分かりやすく説明していきます。
「祝祭日」とは?
「祝祭日」の意味と使い方について紹介します。
「祝祭日」の意味
「祝祭日」は「しゅくさいじつ」と読みます。
意味は「祝日と祭日のこと」「旧制で、祝日と大祭日を合わせた言葉」になります。
「祝祭日」の使い方
「祝祭日」は、元々は国家が制定した「祝日」と「祭日」を合わせた言い方でした。
戦前には「祝典(歴史的式典)」と「祭典(宗教的行事)」が行われる日が決まっていて、それぞれ「祝日」「祭日」と呼ばれていました。
この2つの日を合わせて「祝祭日」と呼んでいたのです。
1948年に「国民の祝日に関する法律」が制定されて、その際に「祭日」として制定あされていた「孝明天皇祭」や「神武天皇祭」が廃止され、「祝日」のみが残りました。
その為に現在では「国民の祝日」と呼ばれ、「祝祭日」という呼び方はしないのです。
「土日」とは?
「土日」の意味と使い方について紹介します。
「土日」の意味
「土日」は「どにち」と読みます。
意味は「暦の上での土曜日と日曜日のこと」「休日のこと」です。
「土日」の使い方
「土日」は、カレンダー上での土曜日と日曜日のことを言います。
多くの企業では、土曜日は休みか、半日で仕事が終わり、或いは隔週のみ出勤などとなっていて、日曜日に準じる休日として認識されています。
週休二日制が普及する様になってからは、「土日」と言えば「週末」「休日」という意味で使われる様になりました。
「祝祭日」と「土日」の違い!
「祝祭日」は、「旧制で、祝日と大祭日を合わせた言葉で、現在では『国民の祝日』と呼ばれる」です。
「土日」は「カレンダー上で土曜日と日曜日のことで、週末の休日を表す」です。
まとめ
今回は「祝祭日」と「土日」の違いをお伝えしました。
「祝祭日は現在では『国民の祝日』」、「土日は週末の休日」と覚えておきましょう。