この記事では、「記帳」と「起票」の違いを分かりやすく説明していきます。
「記帳」とは?
「記帳」とは、帳簿、ノートなどに必要事項を書くことを言います。
「僕は、収入と支出をしっかり記帳しておいた」「受付で記帳を済ませてきました」「お金の使い道を記帳せず、適当にやっていたなんて本当にあきれる」などと、使います。
「起票」とは?
「起票」とは、新しく伝票を書くこと、伝票を起こすことという意味があります。
「伝票」はお金、物品の出入りなどを記載する用紙のことを言います。
「伝票」は会計記録の基礎となるもので、例えば入庫伝票、売上伝票、出金伝票などいくつかの種類があります。
「記帳」と「起票」の違い!
「記帳」と「起票」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉はどちらも仕事をする上で使います。
ですが、基本的に言葉の意味が違いますので混同しないようにしてください。
まず「記帳」ですが、これは帳簿、ノートに必要事項を記入することを言います。
商売をしていて、その日の売上をノートにつけたりすることがあります。
そのようなことを「記帳」と言いますが、お金のことだけでなく、訪れた人の名前や住所を書く、といったことも「記帳」です。
つまり「記帳」という言葉は「必要なことを記入する」という意味で、仕事以外にも使うことがあると覚えておくといいでしょう。
一方の「起票」ですが、これは新しく伝票を書く、起こすという意味になります。
伝票とは金銭、物品の出入りを書く、一定の形式を持っている用紙のことです。
会計の基礎となるものですから、基本的に仕事、商売で使うと覚えておいてください。
まとめますと「記帳とは帳簿、ノートなどに必要事項を書くこと」「伝票とは会計記録の基礎となるもの、金銭、物品の出入りを書く」となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「記帳」と「起票」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
どちらも、仕事上で使うものですが、「記帳」とは「必要事項を書く」という意味ですから、様々なことに使うと覚えておきましょう。
それぞれの言葉の意味を理解して、混同しないようにしてください。