この記事では、「数学」と「物理」の違いを分かりやすく説明していきます。
「数学」とは?
「数学」とは、数や量、図形、空間についての学問を指します。
各種の公式などを利用した、計算による解の算出が主な内容になる為、数字の計算が絡む内容は、この「数学」に含まれると考えて構いませんが、一部、他の分野の学問になる場合もあります。
この「数学」は、方程式の解答などの「代数学」、可能性の追求となる「確率論」、集計による考察を行う「統計学」など、8つに区分されていますが、あくまで便宜上のそれになり、上の「確率論」と「統計学」など、似通っているものもあります。
「物理」とは?
「物理」は、自然界の中における現象に普遍的な法則があると仮定し、それを求める為の学問になります。
計算によって求めることがほとんどになる為、先の「数学」と親和した学問になり、その「数学」の1つの区分として扱われることもあります。
この「物理」で大切になるのは、自然界における法則になる為、地球の(宇宙空間やそれ以外の星での場合は、それに応じたまた別の)様々な定義が密接に関係してきます。
例えば、重力や風圧といったものがそれになり、自然界の様々な現象を計算によって解読する(法則、または定義として確立させる)ことが目的になります。
「数学」と「物理」の違い
「数学」と「物理」の違いを、分かりやすく解説します。
「数学」は、計算を伴う様々な区分の学問がこれに当たり、他の分野の学問と被る内容も少なくありません。
その1つが「物理」で、こちらも計算なしでは行えない学問です。
ただし、自然界の法則に絡むものがそれになる為、その線引きによって、「数学」と分けられていると考えていいでしょう。
まとめ
「数学」と「物理」は、このような違いになります。
実際には、「物理」も数学の一部だと考えられていることも少なくありませんが、教育(受験)科目としては別という扱いとなっています。