この記事では、「ハウスメーカー」と「ビルダー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ハウスメーカー」とは?
「ハウスメーカー」とは、「積水ハウス・旭化成ホームズなどに代表される、全国規模で住宅の建築・宣伝・販売を行う大手の住宅会社」のことを意味しています。
「ハウスメーカー」は、「自社工場で製造された建設材料を用いて、ある程度規格化された住宅」をつくり、大きな展示場に家を展示したりテレビでCMをしたりして住宅を販売しています。
「ハウスメーカー」の年間住宅販売数は、「数千~1万棟以上」の規模になります。
「ビルダー」とは?
「ビルダー」とは、「ハウスメーカーと工務店の中間程度の規模を持つ住宅会社」のことを意味しています。
「ビルダー」は、ハウスメーカーのような自社の工場・研究所などはほぼ持っていませんが、地域に密着した住宅の丁寧な建築・販売(供給)を行っている会社なのです。
ビルダーは地域密着型の住宅の営業・建築・販売を行っていることから、「地域ビルダー・ハウスビルダー・ホームビルダー・パワービルダー」という呼び方をされたりもします。
「ビルダー」の年間住宅販売数は、「数百~数千棟」の規模になります。
「ハウスメーカー」と「ビルダー」の違い!
「ハウスメーカー」と「ビルダー」の違いを、分かりやすく解説します。
「ハウスメーカー」も「ビルダー」も「家族向けの住宅を建築・販売する会社」という点では似ていますが、「企業の規模・販売する地域の範囲・自社工場などの有無・年間販売数」などが違っています。
「ハウスメーカー」は、積水ハウスや旭化成ホームズなどに代表される「全国区で住宅販売を行う大手の住宅会社」で、「自社の工場・研究所」を持っています。
それに対して「ビルダー」というのは「一つの地域(大きくても三都道府県程度)で住宅販売を行う中堅の住宅会社」で、「自社の工場・研究所」がまずないという違いを指摘できます。
「ハウスメーカー」の年間住宅販売数は「数千~1万棟以上」の規模ですが、「ビルダー」のほうは「数百~数千棟」の規模になっています。
まとめ
「ハウスメーカー」と「ビルダー」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「ハウスメーカー」とは「ある程度規格化された住宅を商品として建築・宣伝(展示)・販売する大きな会社」「年間数千棟以上の住宅を製造販売する全国規模の大手企業」を意味していて、「ビルダー」は「ハウスメーカーと工務店の中間の規模を持つ住宅会社」や「年間数百棟~数千棟の住宅を販売する地域密着の中小企業」を意味している違いがあります。
「ハウスメーカー」と「ビルダー」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。
