この記事では、「炎上」と「炎上マーケティング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「炎上」とは?
「炎上」の意味と使い方について紹介します。
「炎上」の意味
「炎上」は「えんじょう」と読みます。
意味は「建物などが火事になり、火が燃え上がること」「野球でピッチャーが不調で大量点を取られること」「インターネットでの発言に対して、非難や中傷のコメントが殺到すること、誹謗中傷によりそのサイトが閉鎖に追い込まれることもある」です。
「炎上」の使い方
「炎上」は、元々は火事で建造物が燃え上がることという意味ですが、そこから転じて現代では、インターネット上で、不祥事が発覚したり、発言の揚げ足を取られるなどで、非難や批判が殺到、収拾がつかない状態になってしまうことを言います。
個人や企業の発言や行為等に対して、インターネット上で批判が多数寄せられ、アカウントが閉鎖に追い込まれたり、中には風評被害やデモ活動などにより企業の経営に大きな損害を与えることもあります。
その人の真意ではなく、発言の一部をあたかも偏見を持っているかの様に取り上げて問題にすることから生じるケースが多くなります。
「炎上マーケティング」とは?
「炎上マーケティング」の意味と使い方について紹介します。
「炎上マーケティング」の意味
「炎上マーケティング」とは、「ネット上で多くの非難・批判を受ける行動をとり、商品の知名度や売り上げを高める販売戦略のこと」です。
「炎上マーケティング」の使い方
「炎上マーケティング」とは「炎上商法」「炎マ」とも呼ばれ、「意図的に炎上させて、世間に注目させることで、知名度を高めたり、商品の売り上げを伸ばすマーケティング手法」を言います。
わざとネガティブな内容を発表することで、ネット上に批判や非難のコメントが殺到すると、それだけ話題性が高くなり、マスコミへの露出度が高まります。
それにより逆に親しみを持たれる様になり、結果的に人気が出たり、商品の売り上げが伸びるという効果があるのです。
「炎上」と「炎上マーケティング」の違い!
「炎上」は「ネット上に非難や中傷のコメントが殺到すること」です。
「炎上マーケティング」は「ネット上に非難や中傷のコメントが殺到することで世間に注目される商法のこと」です。
まとめ
今回は「炎上」と「炎上マーケティング」の違いをお伝えしました。
「炎上は災難」、「炎上マーケティングは販売戦略」と覚えておきましょう。