「フォーマット」と「テンプレート」の違いとは?分かりやすく解釈

「フォーマット」と「テンプレート」の違いIT

この記事では、「フォーマット」「テンプレート」の違いを分かりやすく説明していきます。

「フォーマット」とは?

「フォーマット」とは?

「フォーマット」の意味と使い方について紹介します。

「フォーマット」の意味

「フォーマット」とは「形式・構成」「コンピューターで、ハードディスクやUSBなどに記録されているデータのこと」「コンピュータで内容を初期化すること」です。

「フォーマット」の使い方

「フォーマット」の意味は、以下の3つです。

1つ目は「文書を作成する上での形式や構成」という意味で、ビジネスでは「書式」とも言われます。

最初に相手の会社名があり、挨拶文・本文・結びの言葉・自社の社名などの、形式や構成のことを言います。

2つ目は「コンピュータに保存されているデータの形式のこと」という意味で、「ファイル形式」とも言われます。

ファイル名に付いている「. jpg」「. html」などは、記録されたデータの形式を表しています。

3つ目は「初期化」という意味で、ビジネスでは「パソコンのOSを購入時の状態に戻すことを言います。

こちらの場合は「フォーマットする」と助動詞を用いて使われます。

「テンプレート」とは?

「テンプレート」とは?

「テンプレート」の意味と使い方について紹介します。

「テンプレート」の意味

「テンプレート」とは、「定型文・ひな形」「あらかじめ決められた様式」という意味です。

「テンプレート」の使い方

「テンプレート」の本来の意味は、「製図用具で、薄い板に文字や図形などのくりぬきがあり、輪郭をなぞるもののこと」です。

プラスチックや金属の薄い板に、円や星など複雑などの形のくりぬきがあり、輪郭をなぞることで正確な図形や文字が描ける道具のことを言います。

ここから転じて、ビジネスでは「レイアウトや定型部分が保存してあり、そこに合わせて文章を入れていくひな形」という意味で使われます。

あらかじめ様式が決められていて、その通りに作成しなければならないことを言います。

「フォーマット」と「テンプレート」の違い!

「フォーマット」と「テンプレート」の違い!

「フォーマット」「ビジネスでは文書を作成する上での形式や構成のこと」です。

「テンプレート」「ビジネスでは元からあるレイアウトや定型部分に合わせて文章を入れていくひな形のこと」です。

まとめ

まとめ

今回は「フォーマット」「テンプレート」の違いをお伝えしました。

ビジネスでは「フォーマットは文書の形式」「テンプレートは文書のひな形」と覚えておきましょう。

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