「バグ」と「障害」の違いとは?分かりやすく解釈

「バグ」と「障害」の違いIT

この記事では、「バグ」「障害」の違いを分かりやすく説明していきます。

「バグ」とは?

「バグ」とは?

「バグ」とは、「プログラムに誤り(ミス)があってシステムが正常に動いていないこと」「プログラムの誤り(ミス)・欠陥そのもの」を意味しているIT用語です。

「バグ」は英語で表記すると“bug”であり、元々は「虫」を意味している言葉です。

「バグ」を発見して取り除く作業のことを「デバッグ」と呼んでいますが、「バグ」には大きく分けて「論理的なバグ」「誤記によるバグ」があります。

「障害」とは?

「障害」とは?

「障害(しょうがい)」とは、「何らかの原因によって、システムやサービスが正常に稼働(動作)していないこと」を意味している言葉です。

「障害」が発生する原因の一つとして、プログラムのミスや欠陥である「バグ」も想定することができます。

「障害」という表現には、「先天的あるいは後天的な原因によって、身体・精神の機能を喪失したり機能が低下したりしているさま」の意味合いもあります。

「バグ」と「障害」の違い!

「バグ」と「障害」の違い!

「バグ」「障害」の違いを、分かりやすく解説します。

「バグ」「障害」「システムが正常に動作(稼働)していないこと」を意味している点では類似した言葉ですが、「バグ」という言葉は「プログラムに誤り・欠陥があって正常に動かないこと、プログラムの間違え」を意味しています。

バグに対して「障害」というのは、「プログラムのミス・誤りも含めた何らかの原因によって、システムやサービスが正常に動いていないこと」を意味しているという違いを指摘できます。

つまり、「障害」のほうが「バグ」よりも広い意味を包摂している概念であり、「バグ」「障害」の一部として解釈できるのです。

また「障害」には「バグ」とまったく関係がない、「身体・精神の器官の機能が先天的あるいは後天的な原因で失われたり衰えたりすること」の意味もあります。

まとめ

まとめ

「バグ」「障害」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「バグ」とは「プログラムに間違っている部分があって正常に動いていないこと・プログラムの間違え」を意味していて、「障害」「バグも含めた何らかの原因によって、システムやサービスが正常に動いていないさま」を意味している違いがあります。

「バグ」「障害」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。

IT
言葉の違いが分かる読み物