この記事では、「結束バンド」と「インシュロック」の違いを分かりやすく説明していきます。
「結束バンド」とは?
「結束バンド」の意味と概要について紹介します。
「結束バンド」の意味
「結束バンド」は「けっそくばんど」と読みます。
意味は「複数の配線ケーブルを束ねて、整理する資材のこと」です。
「結束バンド」の概要
「結束バンド」は、配線ケーブルがバラバラにならない様に束ねて整理する為の資材のことを言います。
一般的にプラスチック製で、一度結束すると取り外しはできないものが多くなっています。
英語では「“cable tie”(ケーブルタイ)」と言いますが、日本では「結束バンド」は一般名称で、「インシュロック」や「タイラップ」など、商品名で呼ばれることも多くあります。
これは、以前までは「結束バンド」と言えば上記の2つのメーカーが断然有名だったのですが、100円ショップやDIYが普及したことにより、ノーブランドの商品が出回る様になり、「結束バンド」という一般名称で呼ばれる様になったからです。
「インシュロック」とは?
「インシュロック」の意味と概要について紹介します。
「インシュロック」の意味
「インシュロック」は、「ヘラマンタイトン株式会社が作っている結束バンドの登録商標のこと」です。
「インシュロック」の概要
「インシュロック」は、「結束バンド」のうち、ヘラマンタイトン株式会社が作っている製品のブランド名で、登録商標です。
100%植物由来の樹脂を使用した商品を開発するなど、「結束バンド」で圧倒的な人気を誇る企業です。
「インシュロック」の特徴は、材質やサイズが豊富で、耐久性が高く、屋内外で使用できるという点です。
他にも「トーマス・アンド・ベッツ社」が製造している「タイラップ」という「結束バンド」がありますが、「インシュロック」の方がナンバーワンシェアを誇っています。
「結束バンド」と「インシュロック」の違い!
「結束バンド」は「配線ケーブルを束ねる資材の一般名称」です。
「インシュロック」は「結束バンドで有名な登録商標」です。
まとめ
今回は「結束バンド」と「インシュロック」の違いをお伝えしました。
「結束バンドは一般名称」、「インシュロックは登録商標」と覚えておきましょう。