「古希祝い」と「喜寿祝い」の違いを分かりやすく解釈

「古希祝い」と「喜寿祝い」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「古希祝い」「喜寿祝い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「古希祝い」とは?

「古希祝い(こきいわい)」とは、「数え年70歳の長寿のお祝い」のことを意味しています。

ただし、現在では誕生日を迎えた満70歳の時にお祝いすることも増えています。

「古希祝い」「古希」の言葉は、唐の時代の詩人・杜甫(とほ、712~770年)の詩にある「人生七十 古来稀なり」の一節に由来しています。

この杜甫の一節は、「人生において七十歳の長寿まで生きる人は昔から珍しかった」ということを意味しているのです。

「古希祝い」のお祝いのカラーは、「紫色」になっています。

「喜寿祝い」とは?

「喜寿祝い(きじゅいわい)」とは、「数え年77歳の長寿のお祝い」のことを意味しています。

ただし、現在では誕生日を迎えた満77歳の時にお祝いすることも増えています。

「喜寿祝い」「喜寿」という言葉の由来は、「七を三つ重ねたような形をした喜の漢字の草書体」にあります。

「喜寿祝い」のお祝いのカラーは「古希祝い」と同様に、「紫色」になっています。

「古希祝い」と「喜寿祝い」の違い!

「古希祝い」「喜寿祝い」の違いを、分かりやすく解説します。

「古希祝い」「喜寿祝い」「長寿のお祝いであること」「お祝いのカラーが紫色であること」は共通していますが、「お祝いする具体的な年齢」に違いがあります。

「古希祝い」というのは「数え年70歳(現在は満70歳も多い)の長寿のお祝い」のことであり、「喜寿祝い」のほうは「数え年77歳(現在は満77歳も多い)の長寿のお祝い」のことであるという明確な違いがあるのです。

「古希祝い」「古希」は唐の時代の詩人・杜甫の詩にある「人生七十 古来稀なり」の一節に由来していますが、「喜寿祝い」「喜寿」は喜の漢字の草書体に由来しているという違いも指摘することができます。

まとめ

「古希祝い」「喜寿祝い」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「古希祝い」とは「唐の詩人である杜甫の詩に由来する70歳の長寿のお祝い」を意味していて、「喜寿祝い」「七を三つ重ねた喜の草書体に由来する77歳の長寿のお祝い」を意味している違いがあります。

「古希祝い」「喜寿祝い」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。