この記事では、「個人事業主」と「フリーランス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「個人事業主」とは?
「個人事業主」とは、個人で事業をしている人のことを言います。
「個人事業主」とは、会社を設立する必要はなく、税務署に「開業届」を出せば、その日から「個人事業主」となります。
例えば、会社員として働いている人が、土日だけ副業をする場合があります。
ある程度、副業の稼ぎがあるならば、確定申告をする必要がありますので、「開業届」を出して「個人事業主」となることができます。
つまり「会社員」をしながら「個人事業主」という、二足の草鞋を履く人もいるのです。
「フリーランス」とは?
「フリーランス」とは、会社員とは違う存在で、企業に雇われることなく、企業を相手に仕事を契約して働くといったことを表す言葉です。
そのような人を「フリーランサー」と言います。
「フリーランス」の人が開業届を出せば「個人事業主」ですし、自分が会社を設立すれば「事業主」ということになります。
「個人事業主」と「フリーランス」の違い!
「個人事業主」と「フリーランス」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも同じ意味なのではないかと、思われがちですが違いがあります。
まず「個人事業主」とは、会社を設立せず自分で事業を行っている人のことを言います。
ですから昼間は会社員、夜に自分の事業を行うといった人は「会社員」と「個人事業主」という二つの立場であるわけです。
「フリーランス」とは、雇用関係がなく、独立して仕事をしている人のことを言います。
つまり会社やお店に雇われるといった働き方ではありません。
その為、働いて得たお金は「給料」「給与」という言い方ではなく「報酬」となります。
「フリーランスとは給与所得者ではない」と覚えておきましょう。
また「フリーランス」の人は、「個人事業主」か「事業主」か、どちらかになります。
会社を設立するか、しないかは「フリーランス」の人の自由です。
一般的には最初は「個人事業主」として仕事を始め、そのうち仕事量が増えて、規模が大きくなり、稼ぎが多くなれば、会社を設立するといった流れになるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「個人事業主」と「フリーランス」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの言葉の意味を正しく理解して使ってください。