「自主性」と「主体性」の違いとは?分かりやすく解釈

「自主性」と「主体性」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「自主性」「主体性」の違いを分かりやすく説明していきます。

「自主性」とは?

「自主性」とは?

「自主性(じしゅせい)」とは、「自分自身で判断して、やるべきことを率先して行う態度」「自分から進んで行動しようとする姿勢」を意味している言葉です。

「自主性」という表現は、「自分から進んで、やらなければならないこと(決められていること)をしようとする姿勢・態度」のことを意味しているのです。

例えば、「自主性のある生徒は勉強の成績も良くなります」「自主性を育む教育に力を入れています」などの文章で使われます。

「主体性」とは?

「主体性」とは?

「主体性(しゅたいせい)」とは、「自分自身の判断でやるべきこと(目標にすること)を決めて、責任を負って行動する態度」のことを意味しています。

「主体性」という表現は、「自分自身が責任のある行動選択・価値判断の主体になること」を意味しているのです。

例えば、「主体性を持って専門分野の研究をしています」「主体性のある人材を求めています」といった例文で使用することができます。

「自主性」と「主体性」の違い!

「自主性」と「主体性」の違い!

「自主性」「主体性」の違いを、分かりやすく解説します。

「自主性」「主体性」「自分自身の判断で進んで行動すること」を意味しているという点では共通していますが、「自主性」という言葉は「決められていること(やらなければならないこと)を率先して行う態度」の意味のニュアンスが強くなっています。

自主性に対して「主体性」というのは、「自分自身でやるべきこと(目標)を決めた上で、責任を負って行動する態度」を意味しているニュアンスが強い違いを指摘できます。

「自主性」「やらなければならないことが決まっていて、それを率先して行う姿勢」を意味していますが、「主体性」「これからやるべきこと・目標を自分で決めて、それに責任を持って行う態度」を意味している違いがあるのです。

まとめ

まとめ

「自主性」「主体性」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「自主性」とは「他人から言われるのではなく、自分の判断で率先して行おうとする態度」を意味していて、「主体性」「自分の判断でやるべきことを決めて、責任を持って行おうとする態度」を意味している違いがあります。

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