この記事では、「首が回らない」と「金詰り」の違いを分かりやすく説明していきます。
「首が回らない」とは?
「首が回らない」とは、借金、生活苦などでお金のめどがつかず、やりくりがつかない状態を言います。
簡単に言えば、お金がないといったことになります。
「あの家は、住宅ローンと外車のローンで首が回らないと聞いた」「今でさえ首が回らない癖に、家を建てるなんて無理だ」「生活費に追われて、私は首が回らない」などと、使います。
「金詰り」とは?
「金詰り」とは、資金が不足すること、お金がなくなりやりくりがつかないことといった意味になります。
「金詰り」の反対語は「金余り」という言葉になります。
こちらはお金の使い道がない、お金がだぶつくといった意味になります。
併せて覚えておくといいでしょう。
「仕入れたい物は沢山あるが、金詰りでどうしようもない」「金詰りを解消するには、余計な経費を削ることと、しばらくは在庫でしのぐことだ」などと、使います。
「首が回らない」と「金詰り」の違い!
「首が回らない」と「金詰り」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉はどちらも、現状、手持ちのお金がないといった意味では共通です。
ですが、お金がない理由などが違いますので、混同しないように気をつける必要があります。
「首が回らない」という言い回しは、「借金」などによってやりくりがつかなくなっているという意味になります。
ですから「借金」「ローン」といったものがまったく関係なく、現在お金がない状態の場合はこのような言い方はしません。
「金詰り」とは、資金が不足すること、お金がなくやりくりがつかないことという意味になります。
例えば、翌月になればまとまった収入があるとわかっていても、今月はお金が不足しているという現状であれば「金詰り」と言うこともあるでしょうか。
まとめますと「首が回らないは、借金などによりお金がなくやりくりがつかないこと」「金詰りとは、資金が不足、お金がなくやりくりがつかない」ということになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「首が回らない」と「金詰り」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
どちらも金欠状態を表す言葉ですが、意味合いに違いがあります。
ふさわしい方を選び使うようにしてください。