「知られる」と「知る」の違いとは?分かりやすく解釈

「知られる」と「知る」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「知られる」「知る」の違いを分かりやすく説明していきます。

「知られる」とは?

「知られる」とは?

「知られる」とは、人に自然と認知されるようになる、ことを言います。

また隠していたことがばれることも「知られる」と表現します。

例えば「数年かけて、人気店として知られるようになった」と言えば、数年かけて、人に自然と人気店であると認知されたという意味になり、このような言い方の場合はいい意味と言えるでしょう。

一方で「こんなことが、知られると地位を失う」「この関係が誰かに知られると大変だ」などと使う場合はばれたら困る、まずいといった意味合いになります。

「知る」とは?

「知る」とは?

「知る」とは、あることについて知識を持っている、その存在を認めている、理解する、体験して覚える、記憶するなど複数の意味合いがあります。

どの意味合いなのかは前後にある言葉から判断するようにしましょう。

また「知る」は、打ち消しの言葉を伴えば、関わり合いを持たない、関知しないといった意味にもなります。

「私の知ったことではない」「そんなこと、俺が知るか」などと使います。

他には「すべてを知るのは怖い」「彼はあの時代を知る人だ」「一を聞いて十を知るといった、賢い子で将来が楽しみだ」という風に使います。

「知られる」と「知る」の違い!

「知られる」と「知る」の違い!

「知られる」「知る」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも何かを認識するといった共通の意味合いがあります。

「知られる」の場合は、人に自然と認識される、理解されるといった意味になります。

自分に対して使う言葉ではないわけです。

そして、悪いことがばれるといった時も「知られる」と表現します。

一方の「知る」ですが、複数の意味がある言葉です。

知識を持っている、わきまえる、理解する、認める、悟る、記憶するなど色々な状態を「知る」と一言で表すことができますので便利な言葉とも言えるでしょう。

また打ち消しの言葉を伴えば、関わりを持たない、関知しないといった意味に変化しますのでそちらも併せて覚えておきましょう。

まとめますと「知られるとは人に認識されること」「知るとは、知識がある、理解する、認める、悟る、記憶する」となります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「知られる」「知る」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

言葉の意味を理解して、ふさわしい方を選び使ってください。