「恐縮」と「恐れ入る」の違いとは?分かりやすく解釈

「恐縮」と「恐れ入る」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「恐縮」「恐れ入る?」の違いを分かりやすく説明していきます。

「恐縮」とは?

「恐縮」とは?

「恐縮」の意味と使い方について紹介します。

「恐縮」の意味

「恐縮」「きょうしゅく」と読みます。

意味は「身もちぢまるほど申し訳ないと思うこと」です。

「恐縮」の使い方

「恐縮」は、自分の身体が思わず縮むかと思う程、相手に申し訳ないと思ったり、逆に感謝する気持ちのことを言います。

相手に対して悪いことをしたという気持ちがありまともに顔向けができなかったり、お礼を言いけれども気恥ずかしいと思った時に使います。

「恐」「おそれる」とも読み「こわがること」という意味、「縮」「ちぢむ」とも読み「気持ちが萎える」という意味、「恐縮」「怖くて気持ちが萎える思いをすること」という意味になり、転じて「申し訳ないと思う気持ち」として使われる様になりました。

「恐れ入る?」とは?

「恐れ入る?」とは?

「恐れ入る?」の意味と使い方について紹介します。

「恐れ入る?」の意味

「恐れ入る?」「おそれいる」と読みます。

意味は「申し訳ないと思う気持ち」「相手に感謝する気持ち」です。

「恐れ入る?」の使い方

「恐れ入る?」は、相手に対する尊敬や感謝の気持ちを表す言葉です。

相手が過分に親切にしてくれた時や、逆に自分が迷惑をかけてしまった時に、「申し訳ない」「感謝しています」という気持ちを表す時に使います。

「恐縮」との違いは、「身が縮まるほど」という意味はないことです。

ビジネスではクッション言葉として「恐れ入りますが」と先に言い、スムーズにお願いを聞いて貰うこともあります。

これは、相手に対して尊敬や畏怖の念を表す言葉で、「身が縮まるほど申し訳ない」と思っているという意味ではないのです。

ちなみに「恐縮ですが」は、相手にとって失礼なお願いをする時に使います。

「恐縮」と「恐れ入る?」の違い!

「恐縮」と「恐れ入る?」の違い!

「恐縮」「身が縮まるほど申し訳ない気持ち」です。

「恐れ入る?」「相手に対して尊敬と感謝の気持ち」です。

まとめ

まとめ

今回は「恐縮」「恐れ入る?」の違いをお伝えしました。

「恐縮は身が縮こまる」「恐れ入るは尊敬と感謝をする?」と覚えておきましょう。