「ウミウシ」と「ナマコ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ウミウシ」と「ナマコ」の違い動物・植物

この記事では、「ウミウシ」「ナマコ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ウミウシ」とは?

「ウミウシ」とは?

「ウミウシ」とは漢字では「海牛」と書きます。

「ウミウシ」は軟体動物門腹足綱に属する海産動物の総称となります。

ごく簡単に言うならば巻貝の仲間となります。

触角を振って歩く姿を牛に見立ててこのような名前になったとされています。

体形、体色は様々な種類があり、美しい色、模様を持つものが多いのです。

足が幅広く、背中の前の方に触角があります。

雌雄同体、草食性となっています。

体内に毒を持っているものも多く、食用には適していません。

「ナマコ」とは?

「ナマコ」とは?

「ナマコ」とは漢字で「海鼠」と書きます。

「ナマコ」は棘皮動物門のグループの一つ、ナマコ綱棘皮動物の総称となります。

すべて海産で、体は円筒形、背中にはイボがあり、お腹側にある管足で移動します。

「ナマコ」は毒を持っているものもありますが、食用とすることができます。

「ナマコ」の旬は初冬で、日本においては酢の物として生で食べることが多いのですが、中国は乾燥させて「干しナマコ」として食べます。

また漢方薬として利用もされています。

「ウミウシ」と「ナマコ」の違い!

「ウミウシ」と「ナマコ」の違い!

「ウミウシ」「ナマコ」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも海に生息しているという共通点がありますが、まったく違う生物ですので間違えないようにしてください。

「ウミウシ」とは軟体動物門腹足綱に属する海産動物の総称で、種類があります。

美しい色彩や模様を持つものが多いのが特徴です。

暖海に生息していて種類が多いのですが、毒を蓄積したものもあり、基本的に食用ではありません。

一方の「ナマコ」ですが、こちらはナマコ綱棘皮動物の総称で、ウニ、ヒトデなどと同じカテゴリーになります。

見た目に美しいとは言い難いのですが、食用として利用されています。

旬は初冬、日本は酢の物で食べることが多く、コリコリとした食感が特徴的です。

また食用だけでなく、漢方薬など薬としても使われています。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「ウミウシ」「ナマコ」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

この記事を読み、それぞれの特徴を理解して、覚えるようにしてください。