この記事では、「主張」と「証拠」の違いを分かりやすく説明していきます。
「主張」とは?
「主張」とは、その人が持ち続けている強い意見、考え、持論といった意味になります。
また自分の意見を言い張ることでもあります。
「これまであなたの主張は通ってきたが、今後はそうではない」「私が主張を曲げたのは、彼女を失いたくないからだった」「彼は強硬論を主張するだけで、行動力はまるでない」などと、使います。
「証拠」とは?
「証拠」とは、ある物事が事実、真実であると、明らかにするよりどころになる事や物、あかし、しるしといった意味になります。
「彼が裏切ったという証拠はあるのか」「何も行動していないというのが、やる気のない何よりの証拠だ」「昨日の夜雨が降った証拠に、地面が濡れている」などと、使います。
「主張」と「証拠」の違い!
「主張」と「証拠」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉は、話し合いの場においてセットで使われることもあります。
それぞれの言葉は違う意味を持っていますので、正しく理解する必要があります。
まず「主張」とは、いつも持ち続けている強い意見、考えであり、自分の意見を言い張ることでもあります。
つまり「主張」すること自体も、その内容も本人の「自由」ということになります。
一方の「証拠」ですが、これは事実、真実であるということを明らかにする、よりどころになる事や物という意味です。
ですから「主張」したことに対して、それが本当かどうか、誰が見てもわかるような物事、物が「証拠」ということになります。
ただ「主張」をしても相手から「証拠を見せろ」と言われますし、「証拠」がなければ、「主張」ではなく「言いがかり」と言われても文句は言えないのです。
まとめますと「主張は意見、考え、言い張ること」「証拠は事実、真実であることを明らかにする事や物」となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「主張」と「証拠」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
人に何かを「主張」したい時は「証拠」が必要な時もあるということを覚えておきますと、わかりやすくなります。
それぞれの言葉の意味を正しく理解して使ってください。