「致命傷」と「致命的」の違いとは?分かりやすく解釈

「致命傷」と「致命的」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「致命傷」「致命的」の違いを分かりやすく説明していきます。

「致命傷」とは?

「致命傷」とは?

「致命傷」の意味と使い方について紹介します。

「致命傷」の意味

「致命傷」「ちめいしょう」と読みます。

意味は「命を失う原因となる程の重いけがのこと」「取り返しがつかないほど大きな損害をこうむること」です。

「致命傷」の使い方

「致命傷」には以下の2つの意味があります。

1つ目は元の意味で、「命を落とすことになる程の重篤なけがのこと」という意味で、事故や事件で傷を負い、人が亡くなる原因になるもののことを言います。

2つ目は、上記の意味から転じて「取り返しがつかない程大きな悪い事態が起きること」という意味で、ビジネスで失敗をするなどして、会社が倒産に追い込まれる様な原因になるもののことを言います。

「致命傷」は、ものごとが破綻する直接的な原因となるもののことを表す言葉です。

「致命的」とは?

「致命的」とは?

「致命的」の意味と使い方について紹介します。

「致命的」の意味

「致命的」「ちめいてき」と読みます。

意味は「命にかかわる程の大事」「損害や失敗などが、取り返しがつかない程大きな様子」です。

「致命的」の使い方

「致命的」には以下の2つの意味があります。

1つ目は元の意味で、「命を失い兼ねない様な事態のこと」という意味で、その内容が何かは、その前後に続く言葉によります。

2つ目は、上記の意味から転じて「取り返しがつかない程大きな損害や失敗になり兼ねないこと」という意味で、ビジネスでは会社の存続に関わる様な事態を言います。

「致命的」「致命傷」とは違い、あくまで「その様な性質を持つもの」であり、完全に破たんするものではなく、挽回が可能な場合もあります。

「致命傷」と「致命的」の違い!

「致命傷」と「致命的」の違い!

「致命傷」「取り返しがつかない程の大きな損害のこと」です。

「致命的」「取り返しがつき兼ねない程の大きな損害のこと」です。

まとめ

まとめ

今回は「致命傷」「致命的」の違いをお伝えしました。

「致命傷は取り返しがつかない」「致命的は取り返しがつき兼ねない」と覚えておきましょう。