「貯金を切り崩す」と「貯金を取り崩す」の違いとは?分かりやすく解釈

「貯金を切り崩す」と「貯金を取り崩す」の違い金融・経済

この記事では、「貯金を切り崩す」「貯金を取り崩す」の違いを分かりやすく説明していきます。

「貯金を切り崩す」とは?

「貯金を切り崩す」とは?

「貯金を切り崩す」とは、貯めてあるお金を削って使うといった意味で、もともとあった金額から減ることを言います。

貯金を少しずつ使っていくといったイメージになります。

「フリーランスなので、苦しい時は貯金を切り崩す生活になる」「今は貯金を切り崩すことで何とかしのいでいるが、これが長期になるとやっていけない」などと、使います。

「貯金を取り崩す」とは?

「貯金を取り崩す」とは?

「貯金を取り崩す」「取り崩す」とは、くずして取り去る、まとまったものから少しずつ取るという意味があります。

つまり「貯金を取り崩す」とは、それまであった貯金を使ってしまう、貯金から少しずつ取るという意味になります。

「支払いは、貯金を取り崩すことで何とかできる」「せっかく苦労して貯めた貯金を取り崩すのは嫌だ」などと、使います。

「貯金を切り崩す」と「貯金を取り崩す」の違い!

「貯金を切り崩す」と「貯金を取り崩す」の違い!

「貯金を切り崩す」「貯金を取り崩す」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は「貯金を使う」という意味で、ほとんど同じ意味と言えますが、言葉の違いがありますのでそれを見ていきましょう。

「貯金を切り崩す」「切り崩す」とは、切ることで元の形でなくなる、まとまりを崩し勢力を弱めるといった意味があります。

つまり「貯金を切り崩す」とは、貯めてあったお金が減る、少しずつ使っていくというニュアンスで使います。

一方の「貯金を取り崩す」「取り崩す」とは崩して取り去る、まとまったものから少しずつ取るという意味があります。

「貯金を取り崩す」はまとまったお金がなくなる、まとまったお金から少しずつ取るといった意味合いになります。

どちらも同じ意味合いですが、使い分けるとすれば「少しずつ使ってしのいでいくような場合は貯金を切り崩す」「まとまったお金が必要な時、貯金で何とかする時は貯金を取り崩す」となります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「貯金を切り崩す」「貯金を取り崩す」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

どちらも同じ意味ですが、貯金の使い方、状態によって使い分けるようにしましょう。