この記事では、仮想通貨の「リスクオン」と「リスクヘッジ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リスクオン」とは?
「リスクオン」とは、遭えてリスクをとるという解釈で、相場商品に対して使われる言葉です。
仮想通貨でも、レート変動が大きな対象に投資するという解釈で用いられており、ビットコインのような通貨がそれに当たると考えていいでしょう。
レート変動が大きいということは、言ってしまえば「勝負」になる投資なので、大きな利益も期待できますが、逆に大きな損失を抱えてしまうかも知れません。
また、投資対象の通貨は同じでも、「レバレッジ」の使用(その倍率を上げること)によって、今までより大きく購入するといったことも、「リスクオン」と呼ばれる行為になります。
「リスクヘッジ」とは?
「リスクヘッジ」は、「リスクオン」とは逆に、できるだけリスクを減らすという解釈になります。
よって、レート変動が大きな対象はできるだけ避けて、比較的安定している対象を購入することや、分散投資に対して用いられる言葉です。
主に変動の大きな通貨から、「リスクヘッジとして、分散投資に切り替えた」といったような使われ方になり、ビットコインからその半分を他の通貨に切り替えるようなことがこの「リスクヘッジ」になります。
「リスクオン」と「リスクヘッジの違い
「リスクオン」と「リスクヘッジ」の違いを、分かりやすく解説します。
簡単に言ってしまえば、「リスクオン」は、リスクが大きいと分かっていながら選択し、損も覚悟で大きな利益を求めることです。
「リスクヘッジ」の方は、異なるいくつかの仮想通貨への分散投資により、リスクを軽減させることとして使われます。
ですが、いくらリスクが小さくなると言っても、仮想通貨のような相場商品には、必ずそれなりのリスクがあります。
あくまで軽減されるというだけで、それが無くなるという訳ではありません。
まとめ
「リスクオン」と「リスクヘッジ」は、このように異なります。
逆に意味になる言葉同士で、「リスクヘッジ」の中でも、極力リスクを減らすことは「リスクオフ」という、また別の言葉で表現されます。