「ハエ」と「アブ」はよく似ていますが、一体どこが違うのでしょうか。
それぞれの概要と違いを紹介します。
「ハエ」とは?
「ハエ」の意味と概要について紹介します。
意味
「ハエ」は漢字では「蠅」と書き、「(双翅目:そうしもく)・ハエ目短角亜目ハエ群に」に属する昆虫のことです。
日本には約3000種類もの種が存在しています。
概要
「ハエ」は、非常に速く飛翔する昆虫で、ハチの様に空中でホバリングをしてあり、急速に方向転換したりなど、先が読めない程の複雑な飛び方をするのが特徴です。
一般的には害虫であり、不潔なものにたかったり、卵を産み付けたりする為に、病原菌の媒体として忌み嫌われています。
殆どの種は人を差すことはありません。
「アブ」とは?
「アブ」の意味と概要について紹介します。
意味
「アブ」は「双翅目ハエ亜目」に属する昆虫のことで、「ハエ」の一種です。
定義などが明確ではなく、見た目もほぼ「ハエ」と同じです。
概要
「アブ」の特徴は、人を刺して吸血するという点です。
刺された瞬間強い痛みを感じることが多く、その後強いかゆみを生じ、体質によっては大きく腫れ上がり水ぶくれができることもあります。
「ハエ」と「アブ」の違い!
「ハエ」と「アブ」は、外見上で区別はできません。
さなぎから成虫に羽化する時に、「ハエは背中が縦に裂ける」という見分け方があります。
また、「ハエは人を刺さないが、アブは人を刺す」というのも大きな違いと言えます。
まとめ
「ハエ」と「アブ」は見た目に違いはありません。
住宅地で汚物にたかっているのが「ハエ」、農村地帯で家畜にたかっていたり、人を刺すのが「アブ」と思う程度です。