「ハエ」と「ハチ」は、主に大きさから区別できます。
「ハエ」とは?
「ハエ」には大きく分けて、体長が3ミリ程度の小バエと、1センチ程度の大きいハエの二種類が存在しています。
厳密に言えば、小バエが更にショウジョウバエ、チョウバエなどの種類に分かれますが、見た目の区別がほとんどつかないので、一般にはその二種類だと考えておいて構いません。
特に毒があるという訳でもありませんが、残飯などにたかる性質から害虫の中でも不潔の象徴だと考えられており、食事に止まってしまうとそれだけで食べることができなくなってしまうことから、現れないに越したことはないでしょう。
「ハチ」とは?
「ハチ」は、花の蜜や「ハエ」のような小さい他の虫をエサにしている昆虫で、体長は種類によって様々です。
小さいものは1. 5センチ程度ですが、元々大きいスズメバチになると、5センチにも達することがあります。
多くの種類で毒のある針を腹部に隠し持っており、これが人間に対して危害になる場合があるので注意しないといけません。
特に先のスズメバチに刺されてしまうと、命を落とすことさえあるほどです。
「ハエ」と「ハチ」見分け方はある?
これらの見分け方は、冒頭のように大きさが一番分かりやすいでしょう。
ハエは大きくても1センチ程度ですが、ハチは小さくても2センチはある種類が多く、また、ハエの食料は主に残飯類なので、生ゴミや食事にたかるのはハエだと区別が付きます。
まとめ
人間にとってはどちらも困った存在の「ハエ」と「ハチ」ですが、その「ハチ」は「ハエ」を食べてくれる存在でもあるので、そこまで徹底的に駆除することはできないというジレンマがあります。
「ハエ」に間しては、居ないに限ると言っていいでしょう。