この記事では、「コクワガタの雌」と「ヒラタクワガタの雌」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コクワガタの雌」とは?
「コクワガタの雌」とは、そのままコクワガタと分類されるクワガタ虫の雌(メス)を指します。
クワガタ虫には、一番有名なノコギリクワガタや、貴重とされるオオクワガタ、そして、このコクワガタなど色々な種類があり、コクワガタもオオクワガタほどではありませんが、あまり見掛けない種類です。
オオクワガタをそのまま少し小さくしたような見掛けの為、そのような名前が付けられていますが、後述するヒラタクワガタがこれによく似ており、それほど詳しくない人だと区別が付かないかも知れません。
「ヒラタクワガタの雌」とは?
「ヒラタクワガタの雌」も、言葉の通り、ヒラタクワガタの雌を指して使う言葉です。
先のように、コクワガタとよく似ていますが、それよりもサイズが大きいので、慣れてくるとそこで区別が付きます。
ただし、それは雄(オス)の話で、雌はコクワガタのそれとそっくりなので、写真では簡単には区別が付かないこともあります。
見分け方としては、羽に当たる部分の甲に縦に薄く線があれば、先の「コクワガタの雌」で、それが無ければ、こちらの「ヒラタクワガタの雌」となります。
「コクワガタの雌」と「ヒラタクワガタの雌」の違い
「コクワガタの雌」と「ヒラタクワガタの雌」の違いを、分かりやすく解説します。
説明のように、これらは一見では見分けが付かないほど似ています。
ですが、明らかに違う種類のクワガタ虫で、コクワガタの方が貴重とされています。
尚、どちらもオオクワガタ属になる種類で、ヒラタクワガタの雄は、そのオオクワガタより大きい個体も多いながら、雌はコクワガタと間違えてしまうほどのサイズ(雄の約半分です)なのが特徴となっています。
まとめ
「コクワガタの雌」と「ヒラタクワガタの雌」は、このように異なりますが、同じオオクワガタ属同士で、コクワガタは雄と雌でそれほどサイズが変わらないことから、雌がヒダタクワガタとそっくりに見えてしまうのです。