「発足」と「設立」の違いとは?分かりやすく解釈

「発足」と「設立」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「発足」「設立」の違いを分かりやすく説明していきます。

「発足」とは?

「発足」とは?

「発足」とは、団体、組織などが新しく作られること、活動を始めることを言います。

また、出発することという意味もあります。

「二人だけで発足した会だったが、今では100名を超える会員がいる」「彼は何か発足するつもりみたいだが、君は知っているか?」などと、使います。

「設立」とは?

「設立」とは?

「設立」とは、学校、会社といった機関、組織を新しく作ることを言います。

「設立記念日」などと言いますのは、その機関、組織が作られた日のことです。

独立した一つの組織、施設、機関を「新しく作る」という意味であると覚えておきましょう。

「設立して20年、あっという間に時が過ぎた」「彼がここの設立者です」などと、使います。

「発足」と「設立」の違い!

「発足」と「設立」の違い!

「発足」「設立」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉はどちらも「新しく作る」といった共通の意味合いがあります。

では、違いを見ていきましょう。

まず「発足」とは、団体、組織などが新しく作られて、活動を始めることを言います。

簡単に言うならば「何かを作ってスタートする」ということになります。

必ずしも会社のような建物を建てるといった必要があるわけではありません。

例えば何かしらの会を作って活動を始めるといったことは、お金がなくてもできるからです。

一方の「設立」ですが、この場合は学校、施設、会社といった機関、組織を新しく作るという意味になります。

言葉から受ける印象としては「発足」は気軽に作ることができる、活動を始めるきっかけといったものですが、「設立」となりますと「設立行為」「設立登記」などある程度の手続きが必要で、しっかり組織としてやっていくといった覚悟のようなものが感じられるでしょうか。

まとめますと「発足とは団体、組織などが新しく作られ活動がスタートすること」「設立とは機関、組織を新しく作ること」となります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「発足」「設立」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

それぞれの言葉の意味を正しく理解して、ふさわしい方を選び使うようにしましょう。