この記事では、「有名」と「人気」の違いを分かりやすく説明していきます。
「有名」とは?
「有名」とは、広く知られていること、名高いこと、またその様子を言います。
反対語は「無名」となります。
こちらも併せて覚えておくといいでしょう。
「有名な作家が作ったもの」「ここは、美味しいケーキで有名なお店です」「彼は一般的には無名かもしれないが、この業界では有名人だ」などと、使います。
「有名」とは人、物、場所などに使えます。
「人気」とは?
「人気」とは、世間の評判、受けのことを言います。
また、世間に、受け入れられる程度を表す言葉でもあります。
「人気がある」とは、世間からの評判や受けがいいという意味になり、「人気が出ない」「人気ガタ落ち」などは、世間からの評判や受けが良くない、悪くなるといった意味になります。
「彼は女性に人気のアイドル歌手」「今、人気の商品はこれ」「彼女は人気者だが、実は敵も多い」などと、使います。
「有名」と「人気」の違い!
「有名」と「人気」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉はセットで使われる機会が多いと言える言葉です。
まず「有名」とは広く知られている、名高い、といった意味になります。
そして「人気」とは世間の評判、受けといった意味です。
つまり「人気」があれば、世間の人に多く知られていきますので、結果として「有名」となるでしょう。
ですから「有名」と「人気」はセットで使われるわけです。
ですが、例外もあります。
「有名」とはいい意味ではなく悪い意味で「有名」な場合もあるからです。
「事件を起こしたことで有名な会社」「彼は、暴力をふるう癖があると業界では有名な話だ」といった使い方です。
このような「有名」はいい意味ではなく不名誉なことですので気をつけてください。
必ずしも「有名」はいい意味ばかりではないのです。
まとめますと「有名は、広く知られている、名高い」「人気は世間の評判、受け、世間に受け入れられる程度」となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「有名」と「人気」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの言葉の意味を正しく理解して使い分けてください。