この記事では、「擁護」と「養護」の違いを分かりやすく説明していきます。
「擁護」とは?
「擁護」の意味と使い方について紹介します。
「擁護」の意味
「擁護」は「ようご」と読みます。
意味は「侵害されたり、危害を受けることから、かばい守ること」です。
「擁護」の使い方
「擁護」は、誰かが侵害されたり、危害を加えたれたりする可能性がある時に、他の誰かがかばって守ることを言います。
主に法律的に使われることが多く、人が広く世間に悪口を言いふらされたりした時に、誰かが反論して庇う時に使われます。
「擁」は「まもる」「手伝う」という意味、「護」は「まもる」とも読み「かばう」「助ける」という意味、「擁護」で「かばい守り、助ける」という意味になります。
感じは難しいのですが、「擁護する」「擁護派」などと日常的に使われています。
「養護」とは?
「養護」の意味と使い方について紹介します。
「養護」の意味
「養護」も「ようご」と読みます。
意味は「養い守ること」「児童の健康を保護して、成長を助けること」「保護が必要な子供を施設などで預かること」です。
「養護」の使い方
「養護」は、弱い者に対して、保護をしながら面倒を見ることを言います。
立場が弱く、そのままでは社会的に不利になったり、一人で解決するのが困難な時に、組織や地方自治体などが力を貸し、立場や健康を守る時に使われます。
学校での「養護教諭」は、いわゆる「保健室の先生」のことで、体調の悪い生徒を保護します。
「児童養護施設」は、「保護者と生活することが困難な児童が入所する施設」のことです。
「養護」は子供だけではなく「特別養護老人ホーム」にも使われます。
「擁護」と「養護」の違い!
「擁護」は「侵害されたり危害を加えられないように、かばい守ること」です。
「養護」は「保護を必要とする児童や高齢者を、守り助けること」です。
まとめ
今回は「擁護」と「養護」の違いをお伝えしました。
「擁護はかばうこと」、「養護は面倒を見ること」と覚えておきましょう。