IT用語で「コピー」と「ペースト」という言葉があります。
一体どの様に違うのか分からないけれども今更誰にも訊けない、という人の為に説明します。
「コピー」とは?
「コピー」の意味と概要について紹介します。
意味
「コピー」は、「対象となるものを複写すること」という意味です。
同じものを複製として他にも作ることを表します。
概要
「コピー」は英語の“copy”が日本語化した言葉で、「写し・複写・冊・部・原稿・題材・広告文」などの意味があります。
メディア用語では「キャッチコピー」という様に、「その商品を印象づける為の広告文」という意味もあります。
ビジネスでは、専用の機械を使って複写することを言いますが、IT用語の「コピー」は少し違います。
パソコンで「コピー」というのは、パソコン内部の「クリップボード」という部分に複写したいデータを取り込むことを言い、マウスのクリックだけで簡単にできます。
「ペースト」とは?
「ペースト」の意味と概要について紹介します。
意味
「ペースト」は、「クリップボードに保存したデータを、指定する場所に持ってくること」という意味です。
パソコンの機能として、データを転写することを言います。
概要
「ペースト」は英語の“paste”が日本語化した言葉で、「貼り付ける・のり・練り物」などの意味があります。
IT用語で「ペースト」は「コピー」とセットで行われる動作であり、「コピー&ペースト」と言われ、略して「コピペ」となり、一般的に幅広く使われています。
「コピー」と「ペースト」の違い!
「コピー」は「複写したいものをパソコン内に取り込むこと」です。
「ペースト」は「パソコンに取り込んだデータを転写すること」です。
2つの言葉はセットで使われます。
まとめ
「コピー」と「ペースト」は、パソコン用語では独立した動作です。
「コピペ」としてまとめて使われることが多くなります。