「鑑定」と「査定」の違いを分かりやすく解釈

「鑑定」と「査定」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「鑑定」「査定」の違いを分かりやすく説明していきます。

「鑑定」とは?

「鑑定」の意味と使い方について紹介します。

「鑑定」の意味

「鑑定」「かんてい」と読みます。

意味は「古い美術品や骨とう品などについて本物・偽物、状態のよしあしなどを判断すること」「ものごとのを一般的に判断すること」「裁判において、有識者が専門的な判断をすること」です。

「鑑定」の使い方

「鑑定」は、その物が本物であるか、偽物であるかをはっきりさせることを言います。

ある物が、本当にその作者の作品か、その時代に作られたもであるかなどを、専門的な知識を持った人が判断することを言います。

具体的には「古美術品や骨とう品、宝飾品」などに使われる言葉です。

「鑑定」は、その物の価値を判断することであり、金額を付けることは含まれません。

テレビ番組で報じられている「鑑定額」等は、番組を盛り上げる為にしていることです。

「査定」とは?

「査定」の意味と使い方について紹介します。

「査定」の意味

「査定」「さてい」と読みます。

意味は、「調査をした上で、金額や合否などを判断すること」です。

「査定」の使い方

「査定」は、その物の「市場価値」を判断することを言います。

現在市場でどの位の需要があるか、どれ位で回っているのかなどを元に、「幾ら位の価値があるか」を値段で表します。

例え古くても、新しくても、本物でも偽物でも、市場で価値があり、高く取引されているものであれば高い金額が付くことがあります。

「査定」とは「本物・偽物」を判断するのではなく、あくまで「幾らで売れるか」を判断することなのです。

「鑑定」と「査定」の違い!

「鑑定」「その物が本物かか偽物かを判断すること」です。

「査定」「その物が幾ら位の価値があるのかを判断すること」です。

まとめ

今回は「鑑定」「査定」の違いをお伝えしました。

「鑑定は本物・偽物を見分ける」「査定は価格を決める」と覚えておきましょう。