この記事では、「骨董品」と「古美術」の違いを分かりやすく説明していきます。
「骨董品」とは?
「骨董品」の意味と概要について紹介します。
「骨董品」の意味
「骨董品」は「こっとうひん」と読みます。
意味は「古くに作られた希少価値・歴史的価値のある美術品や工芸品などの総称」「古いだけで実際には使えないもの」のことです。
「骨董品」の概要
「骨董品」とは、古い時代に作られたもので、歴史的に価値があったり、有名な作家の手による作品など、希少価値のあるもののことを言います。
具体的には「壷や陶器、美術品、工芸品」から、「蓄音機や箪笥などの家具備品類」まで、日常で使われていたものや、家に飾られていたものなどがあります。
「骨董品」の定義として、基本的に「作られてから100年以上経過しているもの」という点があり、「〇〇博物館」などに展示されていたり、旧家の蔵に保管されたいたりするものを表します。
「古美術」とは?
「古美術」の意味と概要について紹介します。
「古美術」の意味
「古美術」は「こびじゅつ」と読みます。
意味は「古い絵画や掛け軸など美術品の総称」のことです。
「古美術」の概要
「古美術」は、上記で紹介した「骨董品」の中でも、美術的な要素があるもののことを言います。
具体的には「絵画・掛け軸・刀剣・象牙・壺」など、美術館に飾られている様なものに対して使われます。
「古美術」は「骨董品」に含まれ、作られてから100年以上経ったものという目安がありますが、有名作家の作品には偽物も多く、中には全く価値のないものもあるのです。
「骨董品」と「古美術」の違い!
「骨董品」は「古い時代に作られた、歴史的価値のある美術品や工芸品などのこと」です。
「古美術」は「骨董品の中でも美術的価値の高いもののこと」です。
まとめ
今回は「骨董品」と「古美術」の違いをお伝えしました。
「骨董品は古くて価値のあるもの全般」、「古美術は骨董品の中で美術的価値のあるもの」と覚えておきましょう。