「拒絶」と「一蹴」の違いとは?分かりやすく解釈

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「拒絶」と「一蹴」の違いとは?違い比較
スポンサーリンク
スポンサーリンク

ニュースや社会記事などで「拒絶」「一蹴」という文字をみかけることがあります。

国家間や会社同士での取引や交渉の場面でよくでてくる言葉です。

この二つの意味の違いを正しく認識しているでしょうか。

この記事では「拒絶」「一蹴」の違いをわかりやすく説明します。

「拒絶」とは?

拒否することです。

こばむことや防ぐこと、断って受けつけないことを言います。

似た言葉の「拒否」よりも強いニュアンスを持ちます。

「絶」とは「絶対」「絶滅」「絶縁」「絶交」のように完全に絶え、つながりがなくなることを示す漢字です。

「拒絶」は話し合いや交渉などに全く応じないことを意味します。

「拒絶」の使い方

「拒絶」が使用される代表的な例文をみてみましょう。

・市民団体は行政の勧告を「拒絶」した。

・臓器を移植したが、「拒絶」反応がみられた。

・我々の申し入れは、激しい「拒絶」にあった。

「一蹴」とは?

一回蹴っただけで済むほど、全く相手にせずはねつけることを言います。

試合や競争で簡単に相手を打ち負かすときの表現としても用いられます。

手でも口でもなく足を使う「蹴る」という字が使われていることや、複数回ではなく「一」回しか相手にしない様子からして、片方が完全に優位もしくは無関心な立場にある状態を示します。

「一蹴」の使い方

「一蹴」が使われる代表的な例文をみてみましょう。

・私は彼らの要求を「一蹴」した。

・強豪クラブは弱小チームを「一蹴」して決勝へ進んだ。

・市長と議会は市民の抗議を「一蹴」した。

「拒絶」と「一蹴」の違い

「拒絶」は交渉や要求に「応じようとしないこと」を意味し、「一蹴」は交渉や要求を「全く問題にもせず、はねつけること」を意味します。

いずれも「応じない」点では同じですが、「拒絶」は要求の内容を一応は理解しはねつけたのに比べ、「一蹴」「内容をみず、知ることもなくはねつけた」というニュアンスがあります。

使い分けるときは、要求を受けた人や組織がその内容を読むか議論するかして「理解したかどうか」を考えてみるとよいでしょう。

もらった手紙を「読んだか」「読まずに破り捨てたか」の違いです。

「拒否」が断られただけなのか、全く相手にされていないのかの違いを認識することは、交渉の状況を正しく理解するうえで重要な部分です。

それによって、今後の話し合いの進め方も変わってくるでしょう。

まとめ

「拒絶」「一蹴」「要求を断る、要求に応じない」という共通の意味があります。

しかし「拒絶」「断って受けつけないこと」「一蹴」「全く相手にせずはねつけること」を意味するので、同じ「拒否」の意味でも、姿勢に違いがあります。

交渉や取引で使われている言葉が「拒否」なのか「一蹴」なのかを、新聞記事やニュースを読んだり聞いたりしたときに改めて注意してみましょう。

交渉事の状況や進み具合が今よりもわかりやすくなるでしょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
違い比較
編集部をフォローする
言葉の違いが分かる読み物