この記事では、「素直」と「鵜呑み」の違いを分かりやすく説明していきます。
「素直」とは?
「素直」とは、性格、態度にひねくれたところがなう、人に逆らったりしない様子を言います。
また技芸などに癖がついていないことも「素直」と言います。
「彼には、素直さがまったくない」「素直に従うと馬鹿を見るだけだ」「素直な字で、練習すればもっと良くなるだろう」などと、使います。
「鵜呑み」とは?
「鵜呑み」とは、鵜が魚を丸呑みすることから、食べ物を噛まずに丸呑みにするという意味と、人の考えや言われたことを、十分に考えることなく受け入れてしまうという意味があります。
「鵜呑み」がどちらの意味なのかは前後にある言葉から判断は容易でしょう。
例えば「ご飯を鵜呑みにする」「時間がないので、朝食を鵜呑みにする」などと言えば、前者の意味です。
一方で「彼の話を鵜呑みにして、僕の言うことを聞いてくれない」「そんなに他人の話を鵜呑みにするのは危険だ」などと言えば、後者の意味となります。
「素直」と「鵜呑み」の違い!
「素直」と「鵜呑み」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉は、人を疑わないといった意味合いでは共通点があります。
ですが、それぞれ違う意味の言葉ですので混同しないように気をつけてください。
「素直」とは、性格、態度がひねくれておらず、人に逆らわない様子を言います。
「素直」な人は相手の言うことをそのまま聞き入れる傾向にあります。
一方の「鵜呑み」とは食べ物を丸呑みする、人の考えや言われたことを十分に考慮せず受け入れるといった意味になります。
「鵜呑み」とは人の話をすぐに信じてしまうといったことでもあります。
「素直」、「鵜呑み」とどちらの性質も、場合によっては人に流されやすい、騙されやすいとも言えますが、言葉の意味としては違うので、それぞれの意味を正しく覚えるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「素直」と「鵜呑み」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの言葉の意味を正しく理解して、ふさわしい方を選び使うようにしてください。