この「ダーリン」と「ハニー」は、少し使い方が異なる言葉です。
「ダーリン」とは?
「ダーリン」は、欧米で恋人同士がお互いのことを呼ぶ為に使う言葉の“darling”が、そのままの読みでカタカナ語になったものです。
そのカタカナ語でも意味は一緒ですが、日本では女性が男性をそのように表現しても、男性から女性に対してそうとは滅多に使っていません。
特にこれという理由がある訳ではありませんが、一説では少し昔の有名なアニメで、女性のキャラクターが意中の男性をこの「ダーリン」と連呼していたイメージからだと言われていますが、推測の1つに過ぎないので、参考程度としておいてください。
「ハニー」とは?
「ハニー」も同じく、英語の“honey”がカタカナ語になった言葉ですが、そちらでは「蜂蜜」という意味になります。
そこから転じて、そのように「甘い存在」という意味から、スラングとして恋人や子供を呼ぶ時にも使われており、カタカナ語ではそちらの解釈になると考えていいでしょう。
そして、この「ハニー」は「ダーリン」とは逆に、主に男性が女性に対して使う言葉となっています。
ここは英語のスラングとしての使い方と同様で、そちらでも女性はまず使わない表現です。
「ダーリン」と「ハニー」の違い
先のように、「ダーリン」は女性が男性に、「ハニー」はその反対に男性が女性に使う言葉で、共に恋人という間柄で使われることがほとんどです。
両方とも頭に「マイ」を付けて「マイダーリン」や「マイハニー」とすることも多く、特に若者が用いる言葉ですが、近年ではあまり見聞しなくなくなってきています。
共に「死語」という扱いにされていることもあるので、実際には意味を覚えておく程度にしておいた方がいいかも知れません。
まとめ
「ダーリン」と「ハニー」は、共に恋人を表現する為に使う言葉ですが、現在ではそれほど使われているという訳でもありません。