「溶解」と「融解」の違いを分かりやすく解釈

「溶解」と「融解」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「溶解」「融解」の違いを分かりやすく説明していきます。

「溶解」とは?

「溶解」の意味と使い方について紹介します。

「溶解」の意味

「溶解」「ようかい」と読みます。

意味は「ある物質が液体に溶けて混ざること」「気体・液体・固体が、他の液体あるいは固体と混ざって均一な状態になる現象」になります。

「溶解」の使い方

「溶解」は、大きく分けて以下の2つの意味があります。

1つ目は、「気体・液体・固体」が、他の液体に溶けて混ざることです。

例えば、食塩は固体、水は液体で、これらば混ざると食塩は水に「溶解」して食塩水になります。

2つ目は、「気体・液体・固体」が他の液体や固体と混ざり、均一な状態になることで、化学用語として使われます。

因みに、「溶解」した結果できた液体は「溶液」と呼ばれ、理科の実験などで使われます。

「融解」とは?

「融解」の意味と使い方について紹介します。

「融解」の意味

「融解」「ゆうかい」と読みます。

意味は「とけること」「とかすこと」「固体が加熱などにより液体になる現象のこと」です。

「融解」の使い方

「融解」は、固体が液体に変わることを言い、簡単に言えば「とけること」です。

化学用語として理科の教科書などで使われる言葉で、「氷が融解する」は口語では単純に「氷が溶ける」と言います。

鉄が高温で溶ける場合、日常的に見かける光景ではないので、「融解する」と使われることが多くなります。

「溶解」は、固体から液体になること、更にそのものが形を変えることという特徴があります。

「溶解」と「融解」の違い!

「溶解」は、「ある気体・液体・固体が、他の液体や固体に溶けて混ざり、均等な状態になること」です。

「融解」は、「ある固体が溶けて、そのものが液体に変化する現象のこと」です。

まとめ

今回は「溶解」「融解」の違いをお伝えしました。

「溶解はとけて混ざること」「融解は溶けて液体になること」と覚えておきましょう。