「ハイヤー」と「タクシー」の違いを具体的に説明していきます。
「ハイヤー」とは?
「ハイヤー」とは、契約により、運転手付きで貸切の利用ができる自動車に対して使われる言葉です。
予約制となっており、料金はどのような利用をするかによって決まります。
例えば、自宅まで迎えに来てもらい、そこから何箇所か回る都度、用事が済むまで待っていてもらう、そして、最後にまた自宅まで戻って来るといったような具体的なルートを先に伝えておく必要があります。
そのように事前に予約の上で利用するという形になり、全行程に掛かる時間を基本に料金が計算されますが、有料道路や有料の駐車場の利用が含まれる場合には、それらも料金にプラスされます。
「タクシー」とは?
「タクシー」も、運転手付きの交通手段となる自動車です。
予約、またはその場で連絡して配車してもらう場合だけでなく、タクシーが留まる専用の場所から、もしくは流している所をタイミングよく捕まえて利用することもできます。
こちらは距離と時間の併用によって利用料金が変わりますが、初乗り料金というものが設定されており、それに含まれる距離や時間までは均一でその料金になります。
それを超過しての利用になると、決まった距離や時間ごとに一定料金が加算されていく仕組みです。
例として、初乗り料金は2キロ、または15分まで740円で、その後は250メートル、または1分30秒ごとに90円の加算になるといった具合で、下車する時にトータルで掛かった料金を支払います。
有料道路を利用するとその分の料金もプラスされ、途中で一度下車して待っていてもらうということもできますが、その間も先の条件で料金が加算されていきます。
「ハイヤー」と「タクシー」は見た目も違う?
「ハイヤー」と「タクシー」のその他の違いとして、使われる自動車の種類(グレード)が挙げられます。
「ハイヤー」には白や黒一色の高級車が使われることが多いですが、タクシーは各会社によって様々なカラーリングが施されており、車種のグレードもそれほどではない場合がほとんどです。
尚、屋根のルーフ部分にタクシー会社の名前が入ったランプがある車両は、まずタクシーだと考えていいでしょう。
まとめ
その場ですぐに呼ぶことができるのは「タクシー」になります。
「ハイヤー」は原則的に前日までに、遅くとも数時間前までには予約をしないと利用は難しいと考えてください。