この記事では、「全学部入試」と「個別学部入試」の違いを分かりやすく説明していきます。
「全学部入試」とは?
「全学部入試」の意味と概要について紹介します。
「全学部入試」の意味
「全学部入試」とは、「1回の試験で複数の学部・学科を受験できるシステムのこと」です。
「全学部入試」の概要
「全学部入試」は、「全学部統一入試」とも呼ばれ、1度の試験で複数の学部を併願受験できるシステムのことを言います。
2006年に私立大学で導入された方法で、私立大学は学部が非常に多く、併願をする場合に試験日程を組むのが大変だったのですが、全学部を同じ日に実施してしまい、併願している人が一度で合否が分る様にするのが目的で始められました。
一度に複数の学部が受験できべ便利なのですが、定員数が少なく、倍率が高いというデメリットもあります。
「全学部入試」は2月の早い時期に行われることから、「個別学部入試」と併用して受験する人もいます。
「個別学部入試」とは?
「個別学部入試」の意味と概要について紹介します。
「個別学部入試」の意味
「個別学部入試」は、「学部・学科ごとに個別で受験をするシステムのこと」です。
「個別学部入試」の概要
「個別学部入試」は、ごく一般的な入試のことで、自分が志望する学部や学科に合わせて個別で受験をします。
その大学で他に入りたいと思う学科がない、大学は違っても必ず特定の学科に入りたいと思う人は、的を絞って受験した方が集中して勉強できます。
試験の難易度は「全学部入試」と変わらないのですが、定員数が多い分、倍率が低くなります。
「全学部入試」と「個別学部入試」の違い!
「全学部入試」は「1回の試験で複数の学部・学科を受験できるシステムのこと」です。
「個別学部入試」は「学部・学科ごとに個別で受験をするシステムのこと」です。
まとめ
今回は「全学部入試」と「個別学部入試」の違いをお伝えしました。
「全学部入試は併願用」、「個別学部入試は単願用」と覚えておきましょう。