「普通預金」と「総合口座」の違いとは?分かりやすく解釈

「普通預金」と「総合口座」の違いと金融・経済

この記事では、「普通預金」「総合口座」の違いを分かりやすく説明していきます。

「普通預金」とは?

「普通預金」とは?

「普通預金」とは、それを扱っている銀行にもつことができる、預金の管理に利用する為の口座です。

現代では、成人になればどこかの銀行に1つはもっているもので、給与の受け取りやここからの引き落としでの支払い、相手の口座への振込といったような用途に利用できます。

預金には原則に年に二度利息が支払われますが、大手都市銀行では年率にして0. 001%となっており、10万円の預金に対して1年で1円という計算になります。

よって、「普通預金」では、とても資産運用にはならず、先のように便利に利用する為の口座だと考えておきましょう。

「総合口座」とは?

「総合口座」とは?

「総合口座」は、先の「普通預金」「定期預金」が一緒になった口座のことです。

「定期預金」は、預けたお金を期日まで引き出さないという条件で、「普通預金」より高い利息が得られるシステムになっています。

「総合口座」では、「普通預金」の残高がいくら、「定期預金」の残高がいくらといったように、これらが別々になっています。

「定期預金」はしていなくても構わず、口座としては1つですが、その中で別々に残高が管理されていると考えてください。

「普通預金」と「総合口座」の違い

「普通預金」と「総合口座」の違い

「普通預金」「総合口座」の違いを、分かりやすく解説します。

「普通預金」だけではなく、「定期預金」も一緒になったものが「総合口座」です。

現在では、「定期預金」の扱いのある銀行で「普通預金」の口座を作ると、ほとんどの場合で「総合口座」になります。

その口座番号が「普通預金」「定期預金に」共通した座番号なので、特に意識することなく、「普通預金」の口座番号を記載するような必要がある場合、その番号で構いません。

まとめ

まとめ

「普通預金」「総合口座」は、このように異なります。

「普通預金」と呼ばれている口座の多くは、実は「総合口座」(で「定期預金」をしていないだけの状態)だと考えていいでしょう。