「じゃれあい」 と「喧嘩」の違いとは?分かりやすく解釈

「じゃれあい」 と「喧嘩」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「じゃれあい」「喧嘩」の違いを分かりやすく説明していきます。

「じゃれあい」とは?

「じゃれあい」とは?

「じゃれあい」の意味は以下の通りです。

1つ目は「お互いにふざけたわむれること」という意味で、相手と冗談を言ったり、からかい合ったりしてふざけ遊ぶ様子を言います。

2つ目は「お互いにまとわりついてふざけて遊ぶこと」という意味で、お互い身体で触れてまとわりつき、ふざけて遊ぶ様子を言います。

3つ目は「男女が絡まりあってたわむれること」という意味で、異性の関係として触れ合うことを言います。

上記に共通するのは「ふざけて遊ぶ」という意味です。

「じゃれあい」「戯れ合い(ざれあい)」が変化した言葉です。

「戯れ」は動詞「戯れる」の連用形で、「ふざける・たわむれる」「趣がある」「世慣れている」という意味、「合う」「お互い~する」という意味、「戯れ合う」「お互いふざけ合う・たわむれ合う」になります。

「じゃれあい」の使い方

「じゃれあい」「お互いにふざけたわむれること」「お互いにまとわりついてふざけて遊ぶこと」「男女が絡まりあってたわむれること」という意味で使われます。

「じゃれあい」は名詞形で、動詞形は「じゃれあう・じゃれあった」であり、副詞形は「じゃれあい」として使われます。

基本的に、仲の良い者同士がまとわりついてふざけたわむれる時に使われる言葉で、人間だけではなく動物にも使われます。

「喧嘩」とは?

「喧嘩」とは?

「喧嘩」「けんか」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「お互い敵対して言い争うこと」という意味で、言葉で相手と争うことを言います。

2つ目は「お互いが暴力を使って争うこと」という意味で、殴り合いや物を使うなど激しい争いのことを言います。

3つ目は「騒がしいこと」という意味で、文語として使われます。

上記に共通するのは「相手と敵対して争う」という意味です。

「喧嘩」の使い方

「喧嘩」「お互い敵対して言い争うこと」「お互いが暴力を使って争うこと」という意味で使われます。

名詞として動詞を伴い「喧嘩する・した」「喧嘩を売られた・買った」などと使われます。

基本的に、相手と敵対して言葉や暴力で争う時に使われる言葉です。

「じゃれあい」と「喧嘩」の違い

「じゃれあい」と「喧嘩」の違い

「じゃれあい」「仲の良い者同士がまとわりついてふざけたわむれること」という意味です。

「喧嘩」「相手と敵対して言葉や暴力で争うこと」という意味です。

「じゃれあい」の例文

「じゃれあい」の例文

・『彼らは酔っぱらうとじゃれあいが始まる』
・『うちの猫が他の猫とじゃれあっている』
・『彼らのは単なるじゃれあいなのでほっておこう』
・『会社で他人とじゃれあうつもりはない』

「喧嘩」の例文

「喧嘩」の例文

・『彼はすぐに相手に喧嘩をふっかける』
・『居酒屋で売られた喧嘩を買ってしまった』
・『喧嘩する程仲がいいというのは本当らしい』
・『彼女とは昔喧嘩ばかりしていたが、今では親友だ』

まとめ

まとめ

今回は「じゃれあい」「喧嘩」について紹介しました。

「じゃれあい」「仲が良くてふざける」「喧嘩」「敵対して争う」と覚えておきましょう。