「逗留」と「滞在」の違いとは?分かりやすく解釈

「逗留」と「滞在」の違い言葉・カタカナ語・言語

「逗留」「滞在」の言葉の意味と違いをご存知でしょうか。

ここでは、それぞれの言葉の意味と、違いを丁寧に説明しています。

では一緒に見ていきましょう。

「逗留」とは?

「逗留」とは?

「逗留」とは名詞で、意味は旅先などで、その土地にしばらく留まることを言います。

またある場所に留まり、進まないことでもあります。

この言葉は少し古い日本語というイメージであまり日常的な会話では使われることはないかもしれません。

「よほどあの土地が気に入ったのか、しばらく逗留するとの手紙が来た」「逗留するうちに気に入ってしまい、ここに本格的に移住することに決めた」などと使います。

「滞在」とは?

「滞在」とは?

「滞在」とは名詞で、意味は自分の家を離れて、別の場所に長く留まっていることを言います。

つまり「逗留」とも同じ意味となります。

またそれほど長期間でなくても旅先にいることを「滞在」と表現します。

「滞在先から絵葉書を送ります」「今、外国に滞在しているが来月帰国予定だ」という風に使います。

「逗留」と「滞在」の違い!

「逗留」と「滞在」の違い!

「逗留」「滞在」、それぞれの言葉の意味を説明しました。

どちらも自宅ではない場所に留まっているという意味は同じです。

違いと言えば「逗留」という言葉は少々古い印象がありあまり使われないということでしょうか。

どちらかと言えば「滞在」という言葉の方が一般的に使われる機会が多いでしょう。

例えば、旅先にいるという表現は「滞在中」などと使いますが「逗留中」とはあまり聞きません。

もちろん「逗留中」でも言葉の意味としては正しいので使っても問題はありません。

この二つの言葉は意味合いもほとんど同じで、違いと言えば「滞在」の方が使われる機会が多いということ、また「逗留」はその場に留まり、進まないといった意味があることです。

まとめ

まとめ

いかがでしたか。

「逗留」「滞在」という二つの言葉の、それぞれの意味と違いが理解できたのではないでしょうか。

違いを正しく理解して使い分けてください。