「断片」と「破片」は、大きさに違いによって使い分けることがあります。
「断片」と「破片」の違い
「断片」も「破片」も、共に何かの欠片(かけら)という意味で使われる言葉です。
「断片」の方は、それが比較的大きい時に用いられることが多く、「地図の断片だけ見付かった」のような使い方になります。
「破片」は、細かいそれに対して使われる言葉で、「花瓶を落として壊したらしく、その破片が散らばっている」などと使うことが多いです。
意味としての違いはなく、どちらが表現として向いているかによって使い分けてください。
「断片」と「破片」の使い方の違い
それぞれの大きさ以外に、「断片」は、物理的ではない対象にも使うことができるという違いがあります。
例として、「その話は断片だけ聞いたが、とても賛成できない」といったような使われ方になり、「断片的な~」という表現ができるのはこちらの言葉だけです。
まとめ
「断片」と「破片」は、対象の大きさに違いの違いになります。
「断片」は、それ以外に先のような使い方もできると覚えておきましょう。