「貧困」と「飢餓」の違いとは?分かりやすく解釈

「貧困」と「飢餓」の違いとは?言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「貧困」「飢餓」の違いを分かりやすく説明していきます。

「貧困」とは?

「貧困」とは?

「貧しく困っている」と書いて、「貧困」

その言葉の通り、貧しく生活に困っていることやその様子といった意味があります。

そのほか、内容に乏しい、大切なものが欠けている、といった意味もあります。

「貧困」には、定義が国連機関のUNDP(国連開発計画)で定められており、貧困とは、教育、仕事、食料、保健医療、飲料水、住居、エネルギーなど最も基本的な物・サービスを手に入れられない状態となります。

簡単に言えば、人間が人間らしく生きていくために必要なものが乏しい状態を「貧困」というのです。

もちろん、このような生活に最低限、必要なものが乏しいということに加え、精神的なものに対しても、「貧困」という言葉が用いられます。

「貧困」の対義語は、贅沢で豊かな資産があることを意味する「裕福」となります。

「貧困」の使い方

「貧困」には、2つの意味を持つ言葉があります。

1つ目の「絶対的貧困」とは、人間が人間として暮らしていく必要最低限のものが満たされていない状態を意味するのに対し、2つ目の「相対的貧困」は、その国や地域において、ほかの人と比べ貧しいことを意味し、全く別物と考えることとなります。

そのほか、「貧困」には、「貧困に陥る」「貧困と戦う」「厳しい貧困」などがあります。

「飢餓」とは?

「飢餓」とは?

何も食べるものがなく飢えることを意味する「飢餓」

日本では、なかなか考えることができないこととなりますが、世界での飢餓人口は8億2,160万人にと報告されています。

災害や紛争などが原因で深刻な食糧不足が発生し起こるものとなります。

「飢餓」の対義語は、豊かに食べ物があるといった意味の「飽食」です。

「飢餓」の使い方

「飢餓」には、「飢餓を防ぐ」「飢餓をしのぐ」などといった使い方があります。

「貧困」と「飢餓」の違い

「貧困」と「飢餓」の違い

どちらも貧しく、人間が人間らしい暮らしをおくることができないといった意味となる「貧困」「飢餓」

「貧困」は、人間が人間らしい暮らしをおくることができない状態を意味するのに対し「飢餓」の場合は、食料が十分になく栄養失調となり、生命の危機が迫っている、そんな状態を意味しているといった違いがあります。

「貧困」の例文

「貧困」の例文

・『日本では、最近、相対的貧困が問題視されています。』

・『私は少しでも貧困に悩む子供たちを助けたいと思い、募金活動を続けています。』

・『日本でも子供の7人に1人は貧困と言われていますが、これは、世界の子供たちが抱える貧困とは少し異なります。』

・『貧困は何もお金がないことだけではありません。精神的な貧困も非常に辛い貧困です。』

「飢餓」の例文

「飢餓」の例文

・『世界中には、飢餓に苦しむ子供たちがたくさんいます。』

・『子供のころ食事を残すと母は、飢餓に苦しむ子供たちの話をよくしていました。』

・『飢餓に苦しむ国へは、自立支援も重要です。』

・『栄養士の資格を持つ私は、飢餓に苦しむ国への学校給食支援活動に興味があります。』

まとめ

まとめ

細かく言えば違いのある「貧困」「飢餓」ですが、その関係性には、切手も切り離せない、そんな関係性があることは間違いありません。