「貼布」と「貼付」の違いとは?意味を詳しく解釈

「貼布」と「貼付」の違い言葉・カタカナ語・言語

「貼布」「貼付」は似たような意味を持っている混同しやすい同音異義語ですが、「貼布」「貼付」の意味の違いを正しく理解できているでしょうか?

この記事では、例文とその解釈も紹介しながら、「貼布」「貼付」の意味の違いを詳しく説明していきます。

「貼布」の意味や使い方

「貼布」の意味や使い方

「貼布(ちょうふ)」という表現は、「湿布(シップ)などの布状のものを貼り付けること」「貼付の中でも特に布状のものの貼り付け行為」を意味しています。

「貼布」の表現の使い方は「ズボンの破れに、あて布を貼布しました」の文章のように、「布状のものを貼り付ける場合」に使うという使い方になります。

「貼付」の意味や使い方

「貼付」の意味や使い方

「貼付(ちょうふ)」という表現は、「貼り付けること」を意味しています。

「貼付」というのは、「あるものの上に、粘着剤(のり)などを用いて貼り付けること」を意味している表現なのです。

「貼付」の表現の使い方は「切手を封筒に貼付しました」の文章のように、「何かの上に別のものを貼り付ける場合」に使う使い方になります。

「貼布」と「貼付」の違い

「貼布」と「貼付」の違い

「貼布(ちょうふ)」「貼付(ちょうふ)」の意味の違いを、分かりやすく説明していきます。

「貼布」というのは、「貼り付けること・特に布状のものを貼り付けること」を意味しています。

そのため、「貼布剤」という言葉には、「医療用の布状をした湿布剤」の意味合いがあるのです。

それに対して、「貼付」という表現は、「板・紙などの上に別のもの(主に紙のようなもの)を貼り付けること」を意味しているという違いがあります。

「貼付」という言葉は「貼り付ける行為一般(主にのりなどの粘着剤を使って貼り付ける行為)」を意味していますが、「貼布」という言葉は「貼付のうちで、特に布状のものを貼り付ける行為」を意味しているという違いがあるのです。

「貼布」を使った例文と意味を解釈

「貼布」を使った例文と意味を解釈

「貼布」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。

「捻挫している脚の部位に、湿布剤を貼布して安静にしていました」 この「貼布」を使った例文は、「貼布」という表現を、「湿布剤(布状のシップ)を貼り付けて安静にしていました」という意味合いで使っています。

「貼付」を使った例文と意味を解釈

「貼付」を使った例文と意味を解釈

「貼付」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。

「ノートの各ページに勉強内容のアドバイスを書いた付箋を貼付しておきました」 この「貼付」を使った例文は、「貼付」という表現を、「勉強内容のアドバイスを書いた付箋を貼り付けておきました」という意味を持つ文章で使用しています。

まとめ

まとめ

「貼布」「貼付」の違いを分かりやすく説明しましたが、いかがだったでしょうか? 「貼布」というのは、「湿布剤などの布状のものを上から貼り付けること」を意味しています。

それに対して、「貼付」という表現は、「(主に粘着剤などを使用して)貼り付けること」を意味しているという違いがあります。

「貼布」「貼付」の意味の違いを詳しく知りたい時は、この記事の内容を確認してみてください。