「立てる」と「建てる」の違いとは?分かりやすく解釈

「立てる」と「建てる」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「立てる」「建てる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「立てる」とは?

「立てる」とは?

「立てる」「たてる」と読み、主な意味は以下の通りです。

1つ目は「ある場所に、地面に垂直に位置させる」という意味で、物を縦にして置くことです。

2つ目は「座っていたり、横になっているものを上にして起こす」という意味で、地に対して真っすぐな状態にすることです。

3つ目は「ある現象や作用を生じさせる」という意味で、湯気や波など自然現象を生じさせることです。

4つ目は「強い決意を表明する」という意味で、誓いや願掛けなどをすることです。

5つ目は「ある役割や任務をさせる」という意味で、人を重要な役割に就けることです。

上記に共通するのは「縦の状態になったり、起きたりする」という意味です。

「立てる」の使い方

「立てる」「ある場所に、地面に垂直に位置させる」「座っていたり、横になっているものを上にして起こす」「ある現象や作用を生じさせる」「強い決意を表明する」「ある役割や任務をさせる」という意味で使われます。

動詞として「立てる・立てた」と使われたり、副詞として「立てて」と使われたりします。

基本的に、地面に対して縦の方向に据えることや、はっきりと分かる様にすることに使われる言葉です。

「建てる」とは?

「建てる」とは?

「建てる」「たてる」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「家やマンションなどを造る」という意味で、地面に建物を作ることです。

2つ目は「構造物を造る」という意味で、記念碑など構造物を地面に置くおとです。

3つ目は「新しい国や都市をつくる」という意味で、土地を整備したり人を管理したりして、秩序ある集団にすることです。

上記に共通するのは「まとまったものをつくり上げる」という意味です。

「建てる」の使い方

「建てる」「家やマンションなどを造る」「構造物を造る」「新しい国や都市をつくる」という意味で使われます。

動詞として「建てる・建てた」と使われたり、副詞として「建てて」使われたりします。

基本的に、土地に対して人為的に建造物をつくることや、国家や都市をつくることに使われる言葉です。

「立てる」と「建てる」の違い

「立てる」と「建てる」の違い

「立てる」「地面に対して縦の方向に据えること」「はっきりと分かる様にすること」という意味です。

「建てる」「土地に対して人為的に建造物をつくること」「国家や都市をつくること」ごいう意味です。

「立てる」の例文

「立てる」の例文

・『高級ホテルの和室に金屏風を立てる』
・『猫が爪を立ててふすまをボロボロにする』
・『北風が強いのでコートの襟を立てる』
・『二度とお酒は飲まないと誓を立てる』

「建てる」の例文

「建てる」の例文

・『駅前に高層ビルを建てる』
・『空き地に立派なマンションを建てる』
・『駅前に記念碑を建てる』
・『戦争の覇者が都を建てる』

まとめ

まとめ

今回は「立てる」「建てる」について紹介しました。

「立てる」「まっすぐ置く」「建てる」「建造物をつくる」と覚えておきましょう。