「撫でる」と「触る」の違いとは?分かりやすく解釈

「撫でる」と「触る」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「撫でる」「触る」の違いを分かりやすく説明していきます。

「撫でる」とは?

「撫でる」とは?

「撫でる」「なでる」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「手のひらで軽く上下にさする」という意味で、手で軽くふれる程度で上下にさすることです。

2つ目は「物や風などが身体に軽くふれること」という意味で、身体にほんの少し付く程度で過ぎていくことです。

3つ目は「髪を櫛でとかす」という意味で、女性が櫛で髪を整えることです。

4つ目は「相手を大切にする」という意味で、丁寧にいつくしむことです。

上記に共通するのは「軽くさする」という意味です。

「撫でる」の使い方

「撫でる」「手のひらで軽く上下にさする」「物や風などが身体に軽くふれること」「髪を櫛でとかす」「相手を大切にする」という意味で使われます。

動詞として「撫でる・撫でた」と使われたり、副詞として「撫でて」と使われたりします。

基本的に、軽く手が付く程度でさすることや、軽くさすりながら通り過ぎることに使われる言葉です。

「触る」とは?

「触る」とは?

「触る」「さわる」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「手などをある物に軽くつける」という意味で、物に手をくっつけることです。

2つ目は「あるものが身体にくっつき、存在が感覚的に分かる」という意味で、あるものが身体に付くことにより、その感覚が認識できることです。

3つ目は「関りを持つ」という意味で、人やものごとに関係することです。

4つ目は「障る」とも書き、「気分を害する」という意味で、人を不快にすることです。

上記に共通するのは「軽くくっつく」という意味です。

「触る」の使い方

「触る」「手などをある物に軽くつける」「あるものが身体にくっつき、存在が感覚的に分かる」「関りを持つ」「気分を害する」という意味で使われます。

動詞として「触る・触った」と使われたり、副詞として「触って」と使われたり、名詞として「触り」と使われたりします。

基本的に、手をある物に軽く付けることや、軽く関連性があることに使われる言葉です。

「撫でる」と「触る」の違い

「撫でる」と「触る」の違い

「撫でる」「軽く手が付く程度でさすること」「軽くさすりながら通り過ぎること」という意味です。

「触る」「手をある物に軽く付けること」「軽く関連性があること」という意味です。

「撫でる」の例文

「撫でる」の例文

・『可愛い仔犬がいたので思わず頭を撫でる』
・『彼女はペットの猫を撫でながら話した』
・『夏の夜に心地よい東風が頬を撫でる』
・『毎晩ぬいぐるみを撫でながら眠る』

「触る」の例文

「触る」の例文

・『宝石は汚れた手で触らないで下さい』
・『夜道を歩いていて何か冷たいものが頬に触った』
・『満員電車で触ったか触らないかで大騒ぎになった』
・『刃物に触ってケガをした』

まとめ

まとめ

今回は「撫でる」「触る」について紹介しました。

「撫でる」「さする」「触る」「くっつける」と覚えておきましょう。