お笑い番組で「コント」と「漫才」という言葉が使われています。
一体何が違うのか、それぞれの概要について紹介します。
「コント」とは?
「コント」の意味と概要について紹介します。
意味
「コント」は、「お客を笑わす為の寸劇のこと」という意味です。
ストーリーを作って演技をしながら聴衆を笑わせるスタイルのことを言います。
概要
「コント」は、ネタの中でそれぞれの役やキャラクターの設定があり、それを演じながらお客を笑わせていきます。
役に合わせて服装やメイクを準備して、場合によっては小道具や照明、BGMなども使い、トークだけではなくビジュアルや臨場感なども含めてお笑いの要素に取れるのです。
また、「コント」を演じるのに人数の制限はなく、1人~複数人で行われます。
一般的に2人~3人のことが多く、大人数で時間が長めのお笑いは「喜劇」と呼ばれます。
「漫才」とは?
「漫才」の意味と概要について紹介します。
意味
「漫才」は、「ボケとツッコミに分れてトークを行い、掛け合いの面白さで笑わせること」という意味です。
芸人のトーク力とネタの内容で聴衆を笑わせるスタイルのことを言います。
概要
「漫才」は主に2人組で行われる演芸です。
ボケとツッコミに分れて、お互いの間合いやネタの面白さでお客を笑わせていきます。
トークがメインですので、服装もスーツや私服など、芸人の個性をアピールするものを着用しています。
1人でお笑いトークを行う場合は「漫談」と言います。
「コント」と「漫才」の違い!
「コント」は、「ストーリーを組みたてて芸人が役割を演じて笑わせるスタイル」です。
「漫才」は、「会話により笑わせるスタイル」です。
2つの違いは「寸劇かトークか」という点です。
まとめ
「漫才」と「コント」はスタイルに違いがあります。
お笑いは実は奥の深いものなのです。