この記事では、「デイケア」と「デイサービス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「デイケア」とは?
高齢者や身体障害者を昼間だけ預かり、リハビリテーションを中心に世話をする、日帰りのリハビリテーションサービスのことです。
この施設の主な目的は、高齢者や身体障害者の身体機能の回復・維持の手助けをすることや、自立した生活を送れるように日常生活上の世話をすることです。
リハビリテーションが主な活動となっており、医師の判断に基づいて、理学療法士や作業療法士が高齢者などを支援しています。
施設によって内容は異なりますが、1日の流れを簡単に説明します。
多くの場合、送り迎えがあります。
施設に到着したら、手洗いうがい、挨拶をします。
その後、体操やレクリエーションがあります。
昼ごろになったら昼食です。
食事内容は施設によって異なりますが、健康面に配慮したものとなっています。
その後、口腔ケアをします。
昼食の後は、作業活動、入浴、レクリエーションなどです。
入浴は午前中に行う施設もあります。
14時ごろにはおやつがあります。
15時や16時くらいになったら帰宅をします。
「デイケア」の使い方
リハビリテーションを中心に行っている、日帰りの通所リハビリテーションサービスを指して使用する言葉です。
「デイサービス」とは?
介護を必要としている人を昼間の一定時間預かり、日常生活上の世話や訓練などを行うサービスのことです。
高齢者を対象としたもの、児童を対象としたもの、身体障害者を対象としたものなど、いくつかの種類があり、対象とする人によって施設での活動内容がやや異なります。
このサービスの主な目的は、自立した生活を送れるように世話することです。
受けられるサービスは施設によって異なりますが、口腔ケア、入浴、食事、レクリエーション、機能訓練などを行っています。
施設によって内容は異なりますが、1日の流れを簡単に説明します。
多くの場合、送り迎えがあります。
施設に到着をしたらい、手洗いうがい、挨拶をします。
その後、入浴、体操、レクリエーションなどがあります。
昼ごろになったら昼食です。
食べ終わったら口腔ケアをします。
その後、レクリエーション、体操などがあります。
14時ごろにはおやつです。
15時や16時ごろになったら帰宅をします。
「デイサービス」の使い方
自立した生活を送れるように日常生活上の世話をする、昼間の一定時間だけ預かるサービスを指して使用する言葉です。
「デイケア」と「デイサービス」の違い
2つの言葉が指すものは、どちらも昼間の一定時間対象者を預かり、日常生活上の世話をしています。
「デイケア」はリハビリテーションを中心に行い、「デイサービス」は入浴や排泄など、日常生活の世話を中心に行うところに違いがあります。
「デイケア」の例文
・『デイケアを利用する』
「デイサービス」の例文
・『デイサービスの車が迎えに来た』
まとめ
似たような活動をしていますが、リハビリテーションが中心なのか、日常の世話が中心なのかという点に違いがあります。