「体験」と「経験」は意味が似ていますが、どの様に使い分けたら良いのでしょうか。
それぞれの言葉の意味と使い方も併せて紹介します。
「体験」とは?
「体験」の意味と使い方について紹介します。
意味
「体験」は、「自分で実際に行動して身体で感じること」という意味です。
何をしたいのかがあり、それに対して自分から行動を起こして働きかける、その時の状況を実際に味わうことを言います。
使い方
「体験」は、やりたいことや知っておくべきことに対して、一時的に行動に移す時に使われます。
「体験談」「職場体験」など、その場限りで終わるものを表すのです。
「体験」をしたことが必ずしも次に生かされるとは限らず、単なるエピソードとして使われることが多くなります。
「経験」とは?
「経験」の意味と使い方について紹介します。
意味
「経験」は、「実際に見たり聞いたりやったりして、したことがある状態になること」という意味です。
その時に身に付いた技術や知識も表します。
使い方
「経験」は、自分が実際にやってみて、知識や技術を学ぶことを言います。
身に付けたものは、次の機会に活かしてより成長していく糧になるのです。
「経験」は積み重ねるもので、回数が多い程そのものごとに対する対応力が高くなっていくのです。
「体験」と「経験」の違い!
「体験」は、「実際に行動した一時的な事実のこと」です。
「経験」は、「実際に行動をして、知識や技能を身に付けること」です。
2つの違いは「積み重ねがあるかどうか」と言う点です。
まとめ
「体験」と「経験」は、その場で終わるか、次に続いていくものかという違いがあります。
人生においてはどちらも自分の為になると思って良いでしょう。