ベビーカーの「A型」と「B型」の違いとは?分かりやすく解釈

ベビーカーの「A型」と「B型」の違いとは?専門用語・業界用語

この記事では、ベビーカーの「A型」「B型」の違いを分かりやすく説明していきます。

「A型」とは?

「A型」とは?

「A型」は生後1ヶ月、または4ヶ月以降の赤ちゃんから乗せられるベビーカーです。

背もたれを立たせることで椅子として赤ちゃんを座らせることもできますが、背もたれをリクライニングさせることでベッドのようにして使うこともできます。

そのため首が座っておらず椅子に座らせるのが難しい時期の赤ちゃんでも、寝かせて乗せることが可能です。

「A型」ベビーカーには生後1ヶ月用と4ヶ月用の物があり、それぞれでリクライニングできる背もたれの角度が違います。

生後4ヶ月用のものは130度以上倒せますが、生後1ヶ月用のものは150度以上と、より深く倒せるようにしていないと、「A型」としての基準を満たせません。

また赤ちゃんを守る機能も多く強く、生まれたばかりの赤ちゃんでも十分安全に運べるベビーカーが「A型」です。

「B型」とは?

「B型」とは?

「B型」は首が座りきった生後7ヶ月以降の赤ちゃんを乗せるためのベビーカーです。

赤ちゃんを座らせた状態で乗せるベビーカーであり、背もたれは100度程度の角度で立った状態が基本となっており、背もたれをリクライニングさせられるものもあれば、リクライニング機能がない「B型」ベビーカーもあります。

赤ちゃんも生後7ヶ月を超えると体が丈夫になってくるので、中の赤ちゃんを守る機能は比較的少なくなっていて、全体的な構造が簡略化されているのが特徴です。

そのためベビーカーとしては比較的安いですし、軽くてコンパクトなので取り回しがよく、ベビーカーを押す側が疲れにくいというメリットがあります。

ベビーカーの「A型」と「B型」の違い

ベビーカーの「A型」と「B型」の違い

ベビーカーの「A型」「B型」の違いを、分かりやすく解説します。

「A型」は生まれて間もない赤ちゃんを乗せるためのベビーカーで、「B型」は生まれてから7ヶ月以上経ちある程度体がしっかりしてきた赤ちゃんを乗せるためのベビーカーです。

「B型」は生後7ヶ月以上の赤ちゃん用しかありませんが、「A型」には1ヶ月以降のタイプと4ヶ月以降のタイプがあります。

「A型」は必ずリクライニング機能がついていて、赤ちゃんを寝かせて乗せることも、座らせて乗せることもできますが、「B型」は背もたれを倒せるものとないものがあり、基本的に赤ちゃんを座らせた状態で乗せる物です。

ちなみに「A型」の1ヶ月以降用と4ヶ月以降用では、リクライニングできる角度が違います。

「A型」は赤ちゃんを守るための機能が多い分構造が複雑なので大型かつ重く、値段も比較的高いですが、「B型」はそういった機能がない分小型で扱いやすく値段が安いので、色々な意味でお手軽と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

赤ちゃんをしっかり守りたい、生まれて間もない赤ちゃんを乗せたいなら「A型」が必須ですが、「A型」は重い上に高いので、半年の間は我慢して抱えて「B型」を選ぶ親御さんもいます。

赤ちゃんの安全面にも影響があるので、ベビーカーの「A型」「B型」でどんな違いがあるかは、絶対に把握した上で選ぶべきです。