「おみくじ」と「占い」の違いとは?分かりやすく解釈

「おみくじ」と「占い」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「おみくじ」「占い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「おみくじ」とは?

「おみくじ」とは?

「おみくじ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「おみくじ」「御神籤」などと漢字表記します。

「おみくじ」は神社仏閣などで、吉凶を占うために引くくじのことを言います。

「おみくじ」は、「くじ」を尊敬語にしたものです。

「おみくじ」の期限として、古代の国の政(まつりごと)に関する重要事項を決める時、神の意思を聞く意味で、くじ引きを用いていたのが「おみくじ」の由来とされています。

現在の神社仏閣で引かれている「おみくじ」の形を作ったのは、良源上人で、10世紀ころとされています。

ちなみに山口県の「二所山田神社(にしょやまだじんじゃ)」が設立した月刊新聞社「女子道社」で、日本全国の社寺で授与される「おみくじ」の約7割を製造していると言われています。

神社仏閣がオリジナルで作っている場合もあります。

まず「おみくじ」を引く人が、「みくじ棒」が入った角柱などの入れ物を振り、穴から出たみくじ棒の番号と同じ、整理箱に入れられた「おみくじ」が巫女などによって授与されます。

「おみくじ」の内容は、吉凶、本文、番号などから構成されていて、特に、「大吉」「吉」「凶」などと書かれた吉凶に一喜一憂する傾向があります。

「占い」とは?

「占い」とは?

「占い」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「占い」「うらない」と読みます。

「占い」は、様々な方法で、人の心を読んだり、運勢を知ったり、未来を予言したりすること、またその方法を言います。

「占い」をする人を、「占い師(うらないし)」「易者(えきしゃ)」などと言います。

「占い」は、「当たるも八卦当たらぬも八卦」という言葉があるように、「当たらなくても構わない」という暗黙の了解があります。

「占い」は統計学だという説を唱える人もいれば、独自の観察や経験に基づいて行っている人もいるなど、占い師によって、方向性が違います。

基本的に、「占い」には、科学的な裏付けはないとされています。

「占い」には、「西洋占星術」や、「四柱推命」など伝統的なものもあり、「動物占い」「誕生日占い」など、現代風にアレンジされたものもあります。

他にも「水晶占い」や、「ダウジング」「姓名判断」「手相占い」など様々なものがあります。

「おみくじ」と「占い」の違い

「おみくじ」と「占い」の違い

「おみくじ」「占い」の違いを、分かりやすく解説します。

「おみくじ」「占い」も未来や運命を知るためのものという共通点があります。

ただし、「おみくじ」は、くじを引くという行為により、神様のお告げとして、運命や吉凶などを知るのに対して、「占い」は、占い師が運勢や吉凶を判断するという違いがあります。

まとめ

まとめ

「おみくじ」「占い」の違いについて見てきました。

2つの言葉には、明確な意味の違いがありました。

違いを知ることで、使い分けることができるようになりそうです。