この記事では、「オリジナル」と「ユニーク」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「オリジナル」とは?
「オリジナル」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「オリジナル」は「original」と英語表記します。
「オリジナル」は「独創的」という意味があります。
例えば、ある小説を読んだ時、他の小説家が書かないような独創的な内容が織り込まれていた場合は、「この小説はオリジナルな作品だ」などと言うことができます。
次に「オリジナル」には、「美術品の原物。
縫製期の原物」という意味があります。
例えば、有名な絵画などには、オマージュ作品があったり、イラスト風に描かれている作品など、数多くの関連作品が存在します。
その中でも、画家が描いた原作に対しては「オリジナル」と呼びます。
「このひまわりの絵はオリジナル作品だ」などと呼びます。
さらに、「オリジナル」には、「脚色されたり編曲されたものに対する原作」という意味があります。
脚色されて舞台化された演劇の、最初の戯曲などを、「オリジナルの戯曲だ」などと言うことができます。
「ユニーク」とは?
「ユニーク」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「ユニーク」は「unique」と英語表記します。
「ユニーク」は、「唯一である様子。
またその者だけが他と異なる様子。
独特」という意味があります。
横並びの似た雰囲気の人が並んでいる時、その中で明らかに違う雰囲気を帯びた人は「ユニークな人」と呼ばれます。
友達の中でも、その他の友達とはまるで違う角度から話をする人などは、「ユニークな友人」と呼ばれます。
また、独特な考え、発想を持つ人を、「ユニークな発想の持ち主」などと言います。
そのほかにも、「ユニークすぎて、常人には理解しにくい」、「ユニークで魅力的な考えだが、一般の人には理解しにくいだろう」などという文章を作ることができます。
「オリジナル」と「ユニーク」の違い
「オリジナル」と「ユニーク」の違いを、分かりやすく解説します。
「オリジナル」は「独創的」という意味があります。
一方「ユニーク」は、「唯一である様子。
またその者だけが他と異なる様子。
独特」という意味があります。
「オリジナル」も「ユニーク」も、その他大勢の一人だったり、たくさんあるものの一つではなく、独特なことを意味する言葉になります。
ただし、「オリジナル」の場合は、「最初のもの。
もとになるもの」という意味合いが強いのに対して、「ユニーク」の場合は、「他にはないもの」という意味が強くなります。
独創的な商品は、「ユニークな商品」と呼び、さらにその商品が業界初だった場合は、「オリジナルな商品」と呼ぶことができます。
まとめ
「オリジナル」と「ユニーク」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、ニュアンスの違いがありました。
ニュアンスの違いを知り、使い分けてみてはいかがでしょうか。